観光客を虜にしているある道の駅があります。
2ヵ月前までは普通の道の駅でしたが、一体何が起きたのでしょうか?
道の駅 伊豆のへそ
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富士山を望む山間の町、静岡県伊豆の国市。
そこが突如、人気のスポットに。
週末になると40人以上が行列を作ります。
ワクワクが止まらないです。
お客様のお目当てはいちごスイーツ。
道の駅を激変させたいちご専門店とは?
おいちい。
伊豆いちごファクトリー
道の駅 伊豆のへそ。
去年11月、施設の一部をいちご専門店にリニューアルしました。
自慢は静岡生まれのいちご「紅ほっぺ」。
その名の通り、ほっぺが落ちるほど甘いいちごです。
ほかにもジャムやバームクーヘンなど、いちごを使った商品が所狭しと並べられています。
なかでも一番人気が「ボンボンベリーソフト(500円)」、いちごのソフトクリームに生のいちごをトッピング。
1日に1,000個売れることもあるといいます。
おいしいです。
すっごくおいしい。
甘いよね。
こちらの女性が食べている巨大ないちご。
何かというとババロア「ババロアいちご(454円)」。中にもしっかりいちごが入っています。
さらにほとんどいちごしか見えないパフェ「ボンボンパフェ(1,600円)」。1パック以上のいちごが惜しげもなく使われています。
極めつけはこちら。
串にいちごを刺し、バームクーヘン、大福、そしてとどめのいちごを刺せば、和と洋が見事に融合した「いちご大福串(486円)」の完成です。
普段食べるいちごより甘くて、とてもおいしい。
人気に火をつけたのはSNS。
めっちゃかわいい。
スイーツだけでなくブランコのフォトスポットでもパチリ。
家族連れから若い人たちまでお客様がお客様を呼んでいます。
伊豆の国市
2ヵ月前にオープンしたこの施設、リニューアル前はどこにでもありそうな道の駅で、お店の中はご覧の通り。
伊豆・道の駅、伊豆のへそ店の高嶋和彦支配人は、
伊豆の国市は伊豆の中心ではあるが通過点として、通り過ぎるようなイメージがあった。
これまで伊豆の国市はほかの観光名所に向かう通過点として素通りされ、あまり印象に残りませんでした。
そこで目を付けたのが地元のブランドいちご「紅ほっぺ」。
日当たりが良く穏やかな気候の伊豆の国市は全国でもトップクラスのイチゴの産地です。
伊豆ホーリーズの堀井和雅社長は、
伊豆の国は技術力が高くて収穫量が多い。
甘味と酸味のバランスがすごく良くて、味が濃いのが特徴。
スイーツやケーキにのせたときクリームをもっとおいしく感じられる。
最適な品種。
いちごを観光資源にと、これでもか!というぐらい、いちごのスイーツを考案。
カフェメニューとお土産を合わせて110種類以上のいちご商品を扱います。
オープン1ヶ月で訪れたお客様は10万人を越し、通過点から目的地へと変わりつつあります。
これには地元の人も、
全然変わりましたね、ものすごく変わっています。
いいですね、いちご入っていますからね。
いちごの産地が全力で仕掛けたいちご専門店。
地域の魅力を発信する道の駅を目指します。