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[がっちりマンデー] 地元に密着!「儲かり地元ホームセンター」!(2)

2016年6月5日

地元に密着!「儲かり地元ホームセンター」!

株式会社いない

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鳥取県倉吉市でホームセンターと言えば?

ホームセンターと言ったらいない。あるんですけどいないっていう。

鳥取県が誇る地元ホームセンターは「いない」。

鳥取県内8店舗を含め中国地方を中心に18店舗を展開しています。

あるジャンルに対してのこだわりが全国的に有名なホームセンターです。

ホームセンターいない倉吉中央店

川上治店長にこだわりを聞いてみました。

刃物が半端ないですね。半端ない品揃えです。

ずらりと並ぶ包丁の数々。

一般家庭用包丁にプロが使う業務用。

これは知る人ぞ知る東京の「正本」というブランド。板前の中でも花板しか持ってはいけない。ホームセンターに正本があるのを見たことがない。

包丁界のメルセデス・ベンツといわれる「正本柳刃包丁」は4万6,008円です。

さらに地元鳥取に関係がある「スイカを切る専用の包丁」も販売しています。

スカイって丸くて大きいじゃないですか。一般の包丁で切ると何回かに分けないと切れない。これだと1回で切れる。大栄スイカが有名なので夏になるとこの包丁が売れる。

もちろん、ホームセンターいないで販売しているのは包丁だけではありません。

刈込バサミで有名な佐助というメーカー。道具にこだわっている方なら佐助を知らない人はいない。

ハサミ界のロールスロイス、佐助刈込バサミは9万9,360円。

ホームセンターでは、まず売っていない。電話で「佐助があるって聞いたけど本当か?」「ございますよ」「じゃあ行きます」と兵庫の方から来られたり岡山から来られたり、佐助を買いに県外から来る。

その切れ味は、普通の刈込バサミではなかなか切れないティッシュペーパーも簡単に切ることができます。

刃物にこだわる理由

地元鳥取県と深い関係があります。

創業当時は刃物屋だった。

鳥取県は昔から良質の砂鉄の産地で、鉄作りが盛んでした。

刃物を作る鍛冶屋さんも多くありました。

ホームセンターいないは昔は刃物屋さん。

だからホームセンターになっても刃物へのこだわりが半端ありません。

店内には普段なかなかお目にかかれない珍しい刃物も多数あります。

竹割りという道具で竹を縦に置いて、ぐっと割る道具です。

これは豆矢。石を割る時に使う道具。

まさに博物館級の品揃えです。

刃物研ぎ

ホームセンターいないには他のホームセンターにはない人気のサービスがあります。

それが刃物研ぎです。

専従者が一人いて、研ぐ専門です。

刃物研ぎ職人の山根正美さん。
この道一筋43年の職人です。

ホームセンターにはない全18店舗での依頼を一手に引き受けています。

出刃包丁を研ぎ始める山根正美さん。

簡単に見えますが高速回転する砥石を使って刃の幅や角度を一定に揃えるのは至難の技です。

試しに山本公三郎が研いでみると、刃を抑える力が不安定なので刃の幅は均一にはなりません。

角度と押さえ具合。包丁と砥石と同じように抑えないと刃の幅や角度がまちまちになってしまう。

山根正美さんに研いで欲しいと年間1,000本以上の依頼があるそうです。

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