色鮮やかに輝くジュエリー。大小様々な宝石が散りばめられていて非常にゴージャスです。
こうしたジュエリーを含めた高額商品の売上高は順調で9ヶ月連続で前年比を超えています。
ジュエリー市場は一体なぜここまで好調なのでしょうか?
国際宝飾展
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1月24日から4日間に渡って開催される日本最大のジュエリー見本市。
31ヶ国から1,000社以上が出展し世界中の様々な宝飾品が並びます。
ダイヤモンドなどを300個以上使用したという3,000万円の超高級メガネも。
中でも最高額の商品は有沢産業のセールスマネージャー、上谷和華子さんによると、
ピンクダイヤモンドの中でもグレードの高い非常に珍しく価値のあるダイヤモンド。約8億円というお値段。
29回目となる今回の見本市では今年初めて、こうした高級品を扱う企業ばかりを集めたラグジュアリーゾーンを設置。
その中には10年ぶりに参加したというアメリカの高級ブランドも。
Zorab Atelier de Creation
ゾラブ・アトリエ・デ・クリエーションのヘンリ・インスタンブーリアンさん、
このブレスレットは約1,600万円。
日本の景気が下り坂になってから参加していなかったが、日本は株価などが回復しているし、景気が良くなると宝飾品の需要も高まる。
売れ筋
この好景気はここ数年の売れ筋にも大きく反映されているといいます。
国際宝飾展の主催者、リードの石積忠夫社長は、
ここ4~5年は若い人向けの低価格なファッションジュエリーが非常によく売れたが、去年くらいから富裕層向けの高級品が売れるようになってきた。
KOMEHYO銀座店
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銀座にあるリユースショップのコメ兵。
3階にあるラグジュアリーフロア、老舗のハリー・ウィンストンやデザインに特徴のあるヴァンクリーフ&アーペルなどの宝飾ブランドが売れ筋です。
ここでもある変化が…
KOMEHYO銀座店の岩田大祐マネージャーは、
100万円を超える高級品がよく動くようになっている。昨日もこのあたりの価格帯(約300万円)のものが売れた。
売れ筋の中でも特に100万円以上の高額品が好調。
しかも購入者は外国人だけではなく、日本のお客様も多いといいます。
最近の株高の影響もあるが自身の資産が増えて、自分へのご褒美とかに宝飾品を買う人が来ている。
東京市場の株価は約26年ぶりの高値水準まで上昇。
株式投資で得た利益で宝飾品を購入するお客様が多いのだといいます。
コメ兵では2017年10-12月期の売上高と客単価が前年よりも1割以上増加。
今後も宝飾品の品揃えを強化する考えです。
ジュエリー人気はしばらく続くかもしれません。