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[WBS]世界の難民1億人超!ファストリ「ロヒンギャ難民」支援へ[株式会社ファーストリテイリング]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

ファーストリテイリングはUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と連携して新たにバングラデシュの難民の自立支援活動を行うと発表しました。世界に1億人以上いるといわれる難民をめぐる課題についてUNHCRのトップに単独インタビューしました。

ファストリが新たな難民支援
UNHCRトップ単独インタビュー

所狭しと並ぶ建物。ここはバングラデシュにある世界最大規模の難民キャンプです。

ロヒンギャ難民

私は夫を亡くしました。
他の女性もミャンマーで夫を亡くしている。

ここにいるのはミャンマーで迫害を受けたイスラム系少数民族ロヒンギャの難民です。

彼女たちが作っているのは難民キャンプで使う布ナプキン。

ファーストリテイリングとUNHCRは自立支援活動の一環としてロヒンギャ難民の女性を対象とした縫製技術を学ぶ職業訓練を始めました。

ファーストリテイリング
柳井正会長兼社長

一般的な日本人にとって難民の問題は非常に遠い。
本当に困っている人を助けることが、将来日本が困ったときに助けてもらう。

ロシアによるウクライナ侵攻によって世界で1億人を超えた難民。

いま難民支援で何が求められているのでしょうか、UNHCRのトップに国内メディアで唯一、WBSが単独インタビューしました。

大江麻理子キャスター

世界の難民の状態はどうなっているのでしょう?

国連難民高等弁務官
フィリッポ・グランディ氏

ロシアのウクライナ侵攻などで1,400万人が近隣国などで難民となった。
今年は日本企業との関係強化に卓越した年だと感じている。
ウクライナ危機は日本人の心の琴線に触れたと思っている。
民間企業の支援額が政府の支援額とほぼ同じだ。

大江麻理子キャスター

ここまで世界で難民が増えてしまった背景のひとつには国連安全保障理事会が機能していないということもあるように感じます。
国連の安全保障理事会に求めることはなんですか?

国連難民高等弁務官
フィリッポ・グランディ氏

議論するときに少なくとも団結してほしい。
戦争の被害者には支援が必要。
紛争・戦争が難民を生み出す主な原因のため、戦争の原因に国が団結して対処するのが最善の手法だ。

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