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[WBS] 子供も大人もなる恐れ?飽食時代の新型栄養失調とは!

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実はいま好きなものが食べられる時代にも関わらず栄養素が足りていない新型栄養失調になっている人がいるといいます。

この新型栄養失調に注目し、動き出している企業もあります。

ハウス食品株式会社

[blogcard url="https://housefoods.jp/"]

11月26日、都内の小学校で開かれた満点栄養教室。

子どもたちが描いているのは家で食べた夕飯の絵です。

水ギョーザとえのき、キャベツと白菜が入ったなべ。

描いた絵を元に食材を肉は赤、葉物の野菜は緑など5色に当てはめ、どの色が足りないかを考えます。

管理栄養士の伯母直美さんは、

何が足りないか、何を足せばいいかな。

黄色。

何を入れたくなる?

とうもろこし。

実はいま、ある現象が問題になっているといいます。

カロリーは摂取できているのにミネラルや食物繊維が不足している新型栄養失調。

子どもは好き嫌いがある。

栄養バランスを考えて作っている食事をしっかり摂取できていないことが考えられる。

新型栄養失調

新型栄養失調とはカロリーは足りているのにミネラルやビタミン、食物繊維といった栄養素が不足する状態を指します。

疲れが取れず風邪などもひきやすくなるといいます。

初めて聞いた。飽食の時代に栄養失調がぴんとこなかった。

今回、この教室を企画したのはハウス食品。

勉強会の後は栄養バランスが良いというシチューが出てきました。

ハウス食品の食品事業二部、田村絋嗣さんは、

食や栄養について話す機会を少しでも持ってもらおうと企画した。

クリームシチューは戦後の慢性的な栄養不足の時にスタートした。

シチューで提案するのが伝わりやすいかと。

新型栄養失調は子どもに限った話ではありません。

街の大人に話を聞くと、

塩おにぎりとチキンササミカツ。

夜は食べすぎていつももたれ気味で、お昼を抑えるので少なめ。

昼食の絵をチェックしてもらいました。

この食事で不足しているのは緑、黄、黒の3色。

おにぎりには黒いのり、緑のおひたしなど加えることで栄養素を補えるといいます。

新型栄養失調は子どもだけでなく、成人女性、高齢者などにも問題が起きている。

食が細くなりがちな高齢者やメタボを気にしてダイエットをしている大人にも新型栄養失調になる可能性があるというのです。

イオントップバリュ株式会社

[blogcard url="https://www.topvalu.net/"]

そこに注目したのがイオン。

実演をしながら販売をしているのは、

食物繊維もたっぷり入っているので。

食べ過ぎた時やリセット食としても楽しめる。

一見、ごはんに見えるこの商品…

実はカリフラワーです。

先週発売した「お米のかわりに食べるカリフラワー」は米のサイズに細かく刻んだカリフラワーを冷凍した商品。

チャーハンなどのごはんの一部を野菜に置き換えることで糖質を抑えながら不足しがちな食物繊維を摂取できます。

カリフラワーの食感がおいしい。コリコリしていて。

最近、野菜を取るように心がけている。

カリフラワーが入っていると分からなかった。

子どもがなかなか野菜を食べてくれないので、このように分からないといい。

イオンは今後、商品の売れ行きを見ながらバリエーションを増やしたい考えです。

イオントップバリュの近藤靖浩さん、

海外では冷凍食品の10%が起きかえの商品。今後、日本でも十分可能性がある。

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