[WBS] 純金のボールにジェット機旅行!平成最後の「半端ない」福袋商戦!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

百貨店大手4社は10月31日に来年の福袋を一斉に発表しました。

そこで見えてきたキーワードの1つが「平成最後」です。

平成も残すところ半年というタイミングで、当然といえば当然ですが取材を進めると平成最後に込める百貨店のある戦略が見えてきました。

福袋

株式会社髙島屋

高島屋の宣伝部プランニング室、永井清女室長は、

来年は東京オリンピックまであと1年、ラグビーW杯開催など輝かしい日本の未来がつまった年になる。

高島屋が「黄金のラグビーボール」とともに用意した目玉の高額福袋がこちら。

ホンダジェットで行く豪華旅行です。

キーワードは「半端ない!」。

今年のワールドカップでの流行語「半端ない」を掲げてアピールしています。

株式会社大丸松坂屋百貨店

半端ない福袋はこちらでも。

大丸はYシャツとパンストがそれぞれ31枚入った数が半端ない仕事始め福袋。

株式会社そごう・西武

そしてこちらは・・・

西武入れすぎやわー

西武は靴下365足がつまった「1年分も入ってて半端ない靴下福袋」で勝負。

西武半端ないわー

あったか「そだねぇ」。

その年の世相を切る福袋、もう一つのキーワードは「平成最後」です。

西武池袋本店の販売促進部、高橋潤一郎さん、

平成最後の正月商戦にふさわしい、いち押しの福袋。

大丸も平成最後を全面に打ち出し平成最後の正月商戦に望みます。

株式会社松屋

そして松屋銀座。

こちらもテーマは平成。

半端ない被りっぷりです。

一見、安易にも見えますがそこにはどんな戦略が?

松屋銀座化粧品売り場からご紹介するのは、あの平成の歌姫のような美髪になれる福袋です。

発表会は社内向けのプレゼン形式。

担当するのは主に20代の社員で福袋の企画はバイヤーとしての登竜門です。

昨夜、会場に商品を運び込むのは入社3年目の髙辻大基さんと中田優真さん。

初めて福袋の企画に挑みます。

中身はアムラーやゆるふわOLといった4種類の平成ファッション福袋です。

まずは平成の歌姫、安室奈美恵さんの結婚会見をイメージした組み合わせ。

そこにはこんな工夫が、

当時はもっと丈の長いニーハイブーツ、膝より上が主流だったが、今そこまで丈が長いブーツをはいている人はいないので少し膝下の丈のもので代用した。

ただ当時を再現するのではなく、いまのトレンドに合うようスカートの丈や色合いを調整したのだといいます。

リハーサルを見守るのは先輩バイヤーです。

どのファッションを切り抜いても、それなりに今でも通用するのが平成のファッションの強み。

どういうお客様に買ってほしいのかプレゼンの冒頭に説明があった方がいい。

容赦ないダメ出しも・・・

そしてもう一人、こちらは入社6年目の波切悠大さん。

「何の指輪?」

ダイヤモンドの指輪。

「アッシー」「メッシー」「ミツグくん」という福袋の商品として入れる指輪。

波切さんの企画はバブル時代の追体験型福袋。

リムジンでの送迎とフランス料理のディナー、そしてダイヤモンドのセット。しめて54万円。

平成の始まりはバブルの終わり。

当時のクリスマスのホテル、男性は豪華なディナーで女性をもてなし、光り物を携え、高級ホテルの部屋へと消えました。

バブルを経験していないので、どんな感じか考えて華やかな演出をしたかった。

波切さんの上司は、

バブルの時にリムジンを貸し切れるプランがあった。六本木や青山を走った。

まだ学生だった。

バブル時代の経験がない波切さん、上司へのヒヤリングでイメージを膨らませてきました。

思い出しちゃうよね、無理してた自分とかさ。

そういったことも含めて楽しんでもらえれば。

そして今日・・・

バブル世代の夫婦へ向けた福袋。

1カラットのダイヤの指輪を愛するパートナーへプレゼント。

平成を象徴するアムラースタイル。

平成、バブルというテーマは百貨店にとって既存客の深掘りに加え、新規客の取り込みも狙えるキーワードだといいます。

松屋銀座の販売促進部、河野新平課長は、

福袋は年初のお祭り的な要素もあるので、普段松屋に来ないお客様や新規のお客様に買ってもらえるような、家庭での会話のきっかけになるような福袋がつくれればと。