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[WBS][コロナクライシス 経済回復への道]客足消えた温泉・・・地元客で救え![群馬県]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

新型コロナウイルスで大きな打撃を受けているのが観光業です。

政府はおよそ1兆7,000億円の予算を元に「Go To キャンペーン」と銘打ち、全国各地の観光地を支援する取り組みを準備していますが3000億円に上る事務委託費が問題となり開始予定は当初見込んだ7月下旬から8月上旬にずれ込むなど大きな遅れを取っています。

こうした中、独自の支援策を打ち出した自治体を取材しました。

群馬県

群馬県

湯畑でお馴染みの人気の温泉地「草津」がある群馬県。

観光を主要産業を位置づけ県外からの観光客が全体の8割を占めてきました。

草津と並び多くのお客様を集めてきた県内有数の温泉地「伊香保」。

新型コロナウイルスによる打撃で人気がなくなり深刻な状況です。

創業68年の旅館「玉樹」。

社長の関口征治さん、この3ヶ月の状況を見せてくれました。

2,000人近く予約人数がなくなった。

売り上げは8,600万円減った。今までに経験したことがない。

1万6,000円から泊まれるリピーターに人気のこちらの和室や伊香保名物「黄金の湯」も静まり返っていました。

稼ぎ時の春の行楽シーズンを直撃したコロナクライシス。

そうした地元観光地の危機を救おうと県が独自に動き出していました。

観光課の職員、江橋寛人さんです。

観光は一番早い時期から被害を受けた業界。

訪れたのは伊香保の観光協会です。

こんにちは、お世話になります。

支援を要望する各地の現状を聞き取っていきます。

渋川伊香保温泉観光協会の髙橋篤志さん、

4月は前年比で10%・・・9割減。

GW中は宿泊業を含めて営業自粛。温泉街を見ても人の気配がない。

街が死んでいる状況だった。

県は政府に先駆けた観光地への支援の必要性を感じていました。

群馬県は6月5日、県民に向けた愛嬌ぐんまプロジェクトを開始。

群馬県民が県内の宿泊施設を予約し、県民であることを証明すると県が4,000円、宿泊施設が1,000円負担し、5,000円引きで宿泊できる仕組みです。

このキャンペーンは7月30日までで30万人が利用できます。

宿泊施設からは参加希望が相次ぎ6月4日の申込みから数日の間で500件以上の申請が届きました。

今回は予算で約12億円。他の県を見ると群馬は思い切った予算。

好きな方法で予約して、実際にお泊まりいただく。

こだわったのが自由な予約方法です。

利用者が宿泊施設に直接予約したり、旅行代理店を利用したり、宿泊予約サイトを経由したりと様々な方法を使えるようにしました。

県民からの反応も上々です。

コロナウイルスはなくなるものではない。従来通りというのはいかないと思うが、群馬の観光が元気になるように尽力していく。

V字回復に向けた第一歩。

伊香保温泉の関口さんの旅館にも・・・

待望のお客様の姿がありました。キャンペーンを利用した県内からの家族です。

ホテルのためになるし、県民としても補助がある。

みんなで盛り上げていきたい。

先行きが見えない状況だったが今回のおかげで秋に向けてやっていけるんだと刺激をもらった。

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