5月11日は全国の16の地点で真夏日を観測。東京の最高気温は27.4度と7月上旬並みになりました。
予報によると今年の夏も猛暑の可能性があるということですで、この暑さに賭けた新しい商品が登場しています。
熊谷市
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朝から降り続いた暑い日差し。埼玉県熊谷市では最高気温28.7度を観測。
夏の始まりを感じさせてくれた5月11日、熊谷の夏の風物詩、大きな温度計が設置されました。
暑さをPRしようと、この設置が始まったのが2007年、その年の8月、熊谷では当時の日本の最高気温40.9度を観測し、熊谷の暑さを全国に知られるきっけのひとつになりました。
熊谷市の富岡清市長は、
今日もタイミングよく暑くなった。このような形で多くPRして、熊谷に来る人が1人でも多くなるようにご支援いただきたい。
山喜株式会社
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東京でも最高気温が27.4度まで上がり、日傘をさして歩く人の姿も見られました。
気象庁画は発表した5-7月の3ヵ月予報によると温暖化などの影響で大気の温度が上がり、今年の気温は平年並みか高くなる見込みです。
この暑い夏に賭けるのはアパレル業界でも。シャツメーカー大手の山喜。
主にビジネス向けのワイシャツを製造・販売しています。
市場開発部の小平菜保子さんは、
半袖シャツは暑い夏の方が売れる。
と期待しています。
しかし、山喜が7月と8月に半袖と長袖、どちらを着ているのか街角で調査したところ、年々半袖が減少していることが分かりました。
また年代別では50代で63%だったのに対し、20代では25%、若い世代ほど半袖を着ていなかったのです。
その理由を小平菜保子さんは、
半袖を着用していない人は半袖に対して「だらしない」「格好悪い」イメージを持っていることが分かった。
半袖はだらしない。そこで山喜は今シーズンから半袖シャツにネクタイを着用するコーディネートを提案。
またシャツ自体も、
従来のものは全体的に大きめ、特に袖。業界ではムササビやモモンガと言われる。風が入るとバタバタして格好悪い。
従来より袖口は4センチ、袖丈は2センチ短くして全体的に細めのシルエットにしました。主なターゲットは半袖を敬遠している若い世代です。
そもそも何故、アパレルメーカーは半袖シャツに力を入れているのでしょうか?
半袖が売れるか売れないかは1年間の全体の売り上げ枚数にも影響が出る。夏にしかうれないからこそ半袖を売りたい。
ネスレ日本株式会社
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内閣府が5月11日に発表した4月の景気ウォッチャー調査では飲食業の人たちが解答した景気の実感が大きく上昇。
ただ、先行きの見通しについてはマイナスとなりました。人手不足や仕入れ価格の上昇が理由です。
また気温が上がり、「来客数が減っている」といった声もあります。夏は飲食業にとって集客が厳しい季節なんです。
そんな状況を打破しようとネスレ日本が開発したのが冷製スープパスタです。ポイントは仕上げにかけるかき氷。
トマトベースの冷製スープパスタにかき氷をかけたメニューは今年初めて販売します。
実はかき氷の氷はコンソメを溶かした水を凍らせて作っています。
業務用食品部の小山内達朗部長は、
コンソメ製品は夏場、売り上げが落ちる。集客できるメニューを作りたいと考えた。
温かいスープなどによく使われるコンソメは夏に売り上げが下がります。
さらにここ数年は猛暑が続き、売り上げは伸び悩んでいると言います。
ネスレは1ヶ月毎に氷のコンソメを使ったし新メニューを販売して、暑い夏でもお客様取り込む狙いです。
暑さをキーワードに、いろいろなお客様に楽しんでもらえたら。