株式会社大創産業
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東広島市にふらりと現れたのが株式会社大創産業の矢野博丈社長。
今夜は大事な人と晩御飯を食べるってことで行きつけの活けす料理「水軍の郷」へ。
いらっしゃいませ!
まいど!
「3,000回は来とるけいの」というお店で待っていたのは、
一代で東証一部に会社を2社上場させたスルガ株式会社とレッグ株式会社の青木社長。
青木光男さんはお掃除用スポンジ「激落ちくん」を始めお風呂や台所用品で有名なレッグ株式会社の会長です。
ダイソーでも大人気商品とあって、この日は矢野社長による仕入れ先メーカーの接待です。
私は仕入れする立場なのに、いつも接待して頂いてありがとうございます。
あなたには頭が上がりません。
2人が知り合ったのは39年前、付き合いが長い取引先は大事な仲間だと、社長自らおもてなしするのです。
接待の場所は個室ではなくカウンター。しかも角の席。ここが程良い距離感といいます。
そして、豪勢な料理なこと。次々に運ばれ食べきれないほど頼みます。
そしてお酒が進むと、
あなたのような金持ちが小さなところに住んでいるのがおかしい。
とにかく褒めます。
褒められた青木会長も、
社長に比べたら100分の1です。
褒め返し、お互いに褒めます。
唯一ダイソーだけが世界に通じる。
いくら払えばいいんですか?
2人とも仲良すぎです。
すると矢野社長が突然席を立ち、
プリーズ、ロシア。
いきなり奥のカウンターで会食をしていたお客様にご挨拶。
ロシアの方のようですが、知り合いじゃないですよね…。
社長が手渡したのはダイソーの人気商品、びりびりピストル。
指にビリビリ電流が走るので、知らないお客様とも盛り上がります。
不思議なオーラでみんあを笑顔にしていく愛されキャラならではの会食です。
青木社長との出会い
少し落ち着いたところで、レックの青木会長がポケットから何か取り出しました。
これ(ドアノブカバー)が茶色い封筒に1個入っていた。
39年前、ダイソーと取引するため広島への営業を試みようとした青木社長。
しかし経営が苦しく、広島までの電車賃さえなかったのです。
それでもなんとか届けたい…
そこでちっぽけなドアノブカバーをひとつ封筒に入れ、手紙付きで郵便で送ったのです。
商品を手に取った矢野社長は「これなら売れる」と即採用。
すると1月10万個を売るダイソーのヒット商品になりました。
店舗でボンボン売れるし有難かった。
嬉しかった時の感謝の気持ちはいつまでも忘れません。
強い絆で結ばれているんですね。
苦労するのが好きだった。体を動かすことが嫌じゃなかったよね。
取引先との関係を大事にする矢野社長。
思い出が尽きない広島の夜は静かに更けていきました。
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