今回のTHE行列は「もう飲めないけれど、もう一軒行きたい!」という人たちが集まる行列です。
新たなシメの文化が広がっています。
株式会社スマートデイズ
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夜の東京・渋谷。道玄坂の雑居ビルに行列ができるお店があります。
休日前は午後10時近くにも関わらず約30人、階段の下まで人の列が…
ソウルから来ている。1時間くらい待っている。
行列の先には甘い誘惑が…
夜パフェ専門店
午後5時、日が暮れるとオープンするこちらのお店。実はパフェの専門店「パフェテリア ベル」。
まず見た目の美しさでお客様を惹きつけます。
しかし、
どう攻めればいいのだろう?
崩したらごめん。
食べやすさはイマイチのようです…
パフェテリア ベルの河口典剛店長は、
食べやすさは考えていない。食べやすさよりも見た目の華やかさ。
今の飲食店の状況はSNS、インスタグラムが強いので。
今やインスタ映えは絶対条件。
カフェの飾り付けには特にお金を掛けています。
その分、チラシなどの広告費はゼロ。
それでもSNSのおかげで立地が悪くてもスマホを片手に来店してくれるといいます。
肝心のお味は?
めちゃめちゃうまい。
うまい!甘すぎないですね。
男性客が食べていたのは国産のゴールドキウイと発酵乳のパフェ。シャンパンのジュレやムース、ジェラートなどを組み合わせた一品です。
河口店長は、
さっぱりと甘さ控え目だったり、酸味とか味の強弱を意識している。
営業時間
この店の営業時間、休日前は深夜2時まで。
平日 | 午後5時~午前0時 |
金土祝前日 | 午後5時~午前2時 |
店内にはサラリーマンの姿も。
「シメ」でパフェを食べに来た。
3軒目。最後に甘いのを食べたい時にいいよね。
女性を誘いやすい、いい店だと思う。
お客様の目的は飲んだ後のシメ。
河口店長は、
バーはチャージや席料が取られるので、そう考えるとバーに行くよりも、うちはチャージとかがないので。そういった面では得だと思う。
パフェとドリンクをセットで頼むと1人当り2,000円ほど。
深夜営業のバーなどと比べ、お客様一人当たりの単価は低いものの、パフェは溶けないうちにすぐに食べるため回転率が高いといいます。
こうした夜にパフェを食べる「シメパフェ」の文化は札幌・すすきのからやって来ました。
札幌の店舗で働いてた川口店長、シメパフェを全国に広げるため2017年9月に妻の舞耶さんと一緒に上京しました。
具材
フランボワーズのゼリーを模様のように張っていく。
ゼリーや生チョコ、北海道産の牛乳からつくるソフトクリームなどパフェの具材は全て手作り。
約40種類の具材の中から季節に合わせたパフェを作り出します。
夜「シメ」で手の込んだスイーツが食べられるところが喜ばれている。ラーメンよりはパフェ。
2018年中にさらに東京と福岡に1店舗づつ開店予定。
札幌発のシメパフェ文化が全国に広がっていくのでしょうか?