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[モーニングサテライト]【Marketリアル】世界一の”物流の黒子”!コロナ禍でも 業績拡大[株式会社ダイフク]

モーニングサテライト

新コーナー「Marketリアル」。

いまマーケットで起こっているリアルな事柄を番組キャスターが現場をリポートしながらお伝えしていきます。

取り上げるのは物流システムを手掛ける大阪の企業「ダイフク」です。

ダイフクの株価ですが、コロナ禍にもかかわらず去年4月以降右肩上がりとなっていておよそ2倍にまで上昇。時価総額1兆円を超える企業となっています。

堅調に推移していたダイフクの株価ですが好調な決算発表にもかかわらず2月に急落しました。一体何があったのでしょうか。

株式会社ダイフク

日本 | ダイフク
物流システム・マテハン機器の世界トップメーカー、ダイフク(DAIFUKU)のコーポレートサイト。物流ソリューションをはじめ、会社情報、CSR、IR情報、総合展示場をご紹介します。

1兆円企業のトップからいきなり意外な言葉が・・・

ダイフクの下代博社長、

我々はあくまでも産業を支える黒子。

日本のみならず世界中でその黒子を演じている。

自らを黒子企業と名乗るダイフク。

物流システムの設計から製造まで一貫して手掛け、日本の産業を影で支えています。

例えばこちらの自動倉庫。注文が入ってから出荷までの時間はわずか15分という速さ。この自動化技術も自社で開発しています。

自動車の生産ラインも日本で初めて開発したのもダイフクです。生産効率アップに貢献しました。

このほか、空港の手荷物搬送システムを手掛けるなど日本で圧倒的なシェアを誇るダイフクですが、実は売り上げのおよそ7割が海外市場です。

ダイフクは現在26の国と地域に事業を展開し、売上高で競合のドイツやアメリカの企業を上回ります。

物流システムでは世界一の会社です。

そんなダイフクの施設に豊島キャスターが、

私はいま滋賀県にあるダイフクの世界最大の生産拠点に来ています。

東京ドームおよそ25個分の敷地に12もの工場が立ち並ぶ滋賀事業所。最新の物流システムを開発する一大拠点です。

「日に新た館」は世界中からやってくる取引先との商談のためにわざわざ作ったという施設。

ここでダイフクの技術力を目の当たりにしました。

日に新た館の高光巧一館長、

これは私どもで一番の売れ筋商品。特にインターネット通販ではなくてはならない。

ネット通販業界を支える黒子のダイフクは世界最速の自動倉庫の開発にも着手。

システムを自社で開発するだけでなく、実際に使用する装置なども自社生産にこだわり、高い利益率を確保しているといいます。

またこの一年、巣ごもり需要でネット通販企業からの自動倉庫の需要が急拡大。受注額を一気に2倍近くまで伸ばすことができたのは緻密なシミュレーション技術があったといいます。

設計部の田口和浩部長、

設備を顧客に納入した場合の動作を仮想空間でシミュレーションしている。

大きな設備だと実際にフル稼働するまでに数ヶ月もかかるが、仮想空間で検証することで即稼働できる。

初日から稼働できるような品質を作り上げる。

さらにここにも株価を押し上げた別の要因が・・・

いま世界で供給が逼迫している半導体を運ぶクリーンルーム用のマシンです。大きな半導体の工場だと、こうしたマシンが1,000台以上走り回っているということです。

コロナ禍にあってパソコンやゲーム機用の需要が急増し、世界的に供給不足となった半導体。

ダイフクはその製造現場を支えるクリーンルーム用の搬送システムを手掛けています。

台湾や韓国、北米などの半導体工場から強い引き合いがあり、納入が一気に増えました。

ネット通販と半導体という2つの需要に支えられ業績とともに上昇したダイフクの株価。

ところが2月、急落する事態が発生。

何があったのか理由を下代博社長に聞きました。

「決算と中期経営計画の発表後に株価が下落した。」

投資家の期待が大変大きいのだろう。

中期経営計画は最低ラインとは言わないが確実に達成できるという数字を出した。

今期のさらなる業績拡大を見込むダイフク。

発表した中期経営計画でも2024年3月期の目標を売上高5,400億円、営業利益率10.5%と実現可能な数字を提示しましたが・・・

投資家の期待はさらに上。失望売りを招いたとダイフク側は分析しています。

「今後の展開で上方修正もある?」

足元では大型の案件、半導体やEC(通販)関係でたくさんの引き合いがきている。

全部を売り上げに入れるわけではないので上方修正はあり得る。

上方修正もあり得る、ダイフクの新展開はすでに始まっていました。

物流のあらゆるノウハウを結集していま新たな分野に進出しています。それが空港のシステムです。

エアポート事業部の辻元和史部長、

飛行機に荷物を載せるまでの仕分けライン。自動倉庫の技術も取り入れてシステム全てを提供。

今後の国際空港の大型化を見越して搬送装置と自動倉庫を組み合わせた世界初の空港システムの開発を進めています。

「コロナ禍での空港業界への投資は大丈夫?」

コロナ禍で1~2年、旅客数が落ちても3~4年後には戻ってくるだろう。

そういう単位で考えて、政府や州が海外では空港に投資してくるところも多い。

空港を丸ごと提案するということをやっていきたい。

さらなる海外市場の開拓を狙うダイフクですが大きな壁に直面しています。

「さらなる海外進出への課題は?」

一般の物流システムではまだ日本国内の売り上げが多く、海外が少ない。

収益性も残念ながら低い。ものづうりという部分で利益をあげられない。

日本と同じように内製化を図って現地生産を進めて利益を高めたい。

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