シチズン時計株式会社
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11月24日、イベントを開いたのはシチズン時計株式会社が展開する女性向け時計ブランド「xC(クロスシー)」。
新作として甘過ぎず、大人の女性にも会う色「サクラピンク」のモデルを紹介しました。
「xC」はシチズン時計株式会社、初の女性向け時計ブランドとして誕生してから2016年で20年を迎えます。
発売当初の価格は3万5,000円でしたが、今回発表された新作は7万8,000円。
素材にこだわり、より高機能になっていますが価格は倍以上です。
今のメインターゲットは20~30代の働く女性。
「xC」の売り上げは10年前に比べ4倍以上に増え、いまやシチズン時計株式会社を牽引するブランドになりました。
その背景をシチズンブランド事業部の長尾見侑さんは、
女性の社会進出に伴って、女性用の高機能時計のニーズが高まってきている。シチズンは高機能時計のパイオニアでもあるので女性に向けてより丁寧に高機能性を訴求していくことで売り上げを伸ばしていけたらと。
大丸東京店
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この女性の時計人気をチャンスとして掴もうとしているのが百貨店です。
東京駅近くの大丸東京店は10月、時計売場の面積を1.5倍に拡大。女性に人気のブランドを強化しました。
大丸東京店の時計担当、須田博文さんに聞きました。
「買いに来るのはどんな女性?」
OLが多く、30~40代のキャリアウーマン。自分を確立するという意味では時計はステータスのものになるのでは。
時計を見ていた女性は、
「どんな仕事を?」
営業です。
「価格は?」
できれば30、40、50万円弱くらい。ボーナスだし、自分頑張ったなみたいな感じ。
高級時計に興味のある女性に実際に購入予算を聞いたアンケート調査では30万円以上と答えた人が全体の約6割に上りました。
働く女性をメインターゲットにした大丸東京店も時計の売り上げは改装前に比べて30%伸びたといいます。
大丸東京店の時計担当、須田博文さんは、
女性の社会進出や、この辺りの就業人口も増えていると思う。そのお客様に満足してもらえるように品揃えをしていきたい。