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[モーニングサテライト]和製ソロス 浅井氏が語る世界経済の行方は?![キャプラ・インベストメント・マネジメント]

モーニングサテライト

世界最大級の債券系ヘッジファンドを率いる日本人が登場です。

預かり資産は3兆円規模。

「和製ジョージ・ソロス」の異名を持つ、浅井将雄さんです。

めったにテレビのインタビューは受けないという浅井さんですが、今回、モーサテの単独インタビューに応じていただきました。

世界的ヘッジファンドマネージャーが見る、世界経済の今後のリスクとは。

Capula Investment Management LLP.

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ロンドンの超一等地のビル。

ここに債権系ヘッジファンド「キャプラ・インベストメント・マネジメント」の本社がります。

このファンドを率いるのが和製ソロス、浅井将雄氏。旧UFJ銀行出身で2005年にファンドを共同設立。

日本の大手年金基金の運用を担うなど今や運用総額3兆円規模というロンドン金融界の大物です。

まず聞いたのはコロナ禍の運用についてです。

「コロナを経営者としてどう乗り切った?」

弊社はテールリスクヘッジという市場の危機時に収益が出るポートフォリオを持つ。

3月は逆に恩恵に被れた。

テールリスク、つまり想定外の暴騰や暴落が起きるリスクに備えたオプション取引などを含んでいたという浅井氏。

しかし世界経済につきまとうリスクは払拭されていないと指摘します。

残念なことに株価がV字回復したのに対し景気はV字回復とはいかない。

コロナが第2波、第3波と広がってきた。

景気全体の回復はVというよりUもしくはL字のゆっくりした回復。

特に日本とヨーロッパの回復は比較的緩慢になる可能性がある。

GAFAなどテクノロジー企業が活躍するアメリカとは違い、経済の絶対的な牽引役の欠ける日本やヨーロッパは回復の足取りが遅くなると見ています。

「世界経済が来年回復するのは難しい?」

全くもって同意。

これから通常の風邪やインフルエンザも出てくる。

その時期にコロナが拡散していると経済全体また医療分野に大きなダメージ。

すなわち年内の回復は見込みづらい。

コロナだけではありません。ヨーロッパではイギリスの合意なき離脱リスクが再び高まっているといいます。

実際に合意に至る可能性がおそらく50%ぐらいまで下がってきた。

世界全体のGDPがマイナス5%、アメリカが4%のマイナスとなっている中でイギリスはマイナス8%に至ってしまっている。

コロナ以外にもこのブレグジットの不透明感が産業界に与えるインパクトが大きくなっている。

ジョンソン首相がEUとの協定の一部を反故にする案を出し、期限である年内の貿易協定の合意は難しい状況です。

すでにその不安が経済に影響しているといいます。

2021年以降のリスク

来年以降注意すべきリスクとして浅井氏が挙げたのが企業の負債です。

浅井氏は経済の末端から危機が広がる可能性があると警告します。

中央銀行経由で末端企業まで貸し出されたデット(借金)は必ず回収されなければいけない。

年末にかけて企業の資金繰りがまた逼迫してくる状況は十分に考えられる。

企業に対する融資が逼迫してくると将来的には早い段階で不良債権が増大し、金融機関が連鎖的に経営不振に陥る可能性が十分にある。

日本経済の行方・・・どう見る?

世界経済はリスクだらけですが日本には希望の芽もあるといいます。

菅総理大臣、

地方銀行については数が多すぎる。

個々の銀行の経営判断の話になるが再編も一つの選択肢になる。

浅井氏が注目するのは地方銀行の再編です。

もし外資が地銀の再編に参画し、地方に企業を呼び込む起爆剤になればそれはそれで正しい国際金融都市、自由化のあり方になる、起爆剤になる。

イギリスではスペインのサンタンデール銀行やアラブの銀行も支店を出してリテールしている。

個人へのより便利なフィンテック部門のサービス。

金融とデジタルの融合をうまくできる環境都市をつくることは大きなカギ。

日本がいろいろな部分で世界屈指という位置づけを失ってくる中で金融部門には1,600兆円の個人資産をベースに十分掘り起こせるアセットがある。

成長産業の側面を持ち得る可能性がある。

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