
日本初のバスツアーが始まりました。
新潟駅前で写真を撮る人たちの前にあるのは2階建てバス。
ただの2階建てバスではありません。
レストランバス
2階建てバスの中に入ると2階にはテーブルが並んでいます。
このバスは日本初のレストランバスなんです。
このバスのツアー「新潟の旬を楽しむ旅」の初日に密着しました。
2階建てバスからの眺めを楽しみながら始まった乾杯。
お酒は新潟の酒蔵「今代司酒造株式会社」が作った福酒スパークリング純米生酒。
バスの天井は可動式で日光や風を感じながら新潟らしい田園風景を満喫できます。
今代司酒造株式会社
[blogcard url="http://www.imayotsukasa.com/"]
バスツアーが最初に訪れたのは110年の歴史をもつ今代司酒造株式会社。
乾杯で飲んだ日本酒を作っている酒蔵です。
このツアーではバスで提供する料理の食材や飲み物の生産者を訪ねます。
お客様が酒蔵を見学している頃、バスでは1階に作られた厨房で2人のシェフが料理を作っていました。
天井の低いバスの1階部分で最大25名のお客様に料理を提供する準備をします。
グランシェフの比嘉康洋さんは
せっかくシェフがバスに乗ってお客様が食べるので、ギリギリに仕上げてみんなに喜んでもらう。
お客様がバスに戻ってくるとテーブルに料理が並んでいます。
新潟の地鶏「越の鶏」に味付けは今代司酒造株式会社の麹を使用した「越の鶏の仕込み麹漬け低温ロースト」。
レストランバスで提供される料理の素材は生産者がこだわって作った新潟産です。
ランチコースでは合計4品が提供されます。
移動中に1品ずつ提供され、その合間に生産者などを訪ねます。
お客様が見学中にシェフたちが次の料理を準備する仕組みです。
体験や休憩を挟み、そこでメニューを仕上げる。メニューを考えるのが結構大変。
ツアー前日
グランシェフの比嘉康洋さんはいちご狩りの観光農園「タカギ農場」を訪ねていました。
[blogcard url="http://www.fruitstomato.com/"]
栽培しているのは新潟県が開発された「越後姫」という品種。
甘みが強くて果肉がやわらかいのが特徴ですが、運搬中に潰れやすいため新潟以外にはほとんど出回らない「幻のイチゴ」と言われています。
今回のツアーは高速バス会社と地元観光協会などで企画されました。
比嘉康洋さんは半年前からメニューを開発。
この越後姫に目をつけてメニューに取り入れることを決めていました。
流通に向かないイチゴでも、この場所に来てもらって「おいしいものがこんなに隠れていっぱいあるんだよ」と。
タカギ農場の高橋泰道さんもレストランバスに期待をしています。
県外や外国の方を呼ぶ、すごく面白い企画。これをきっかけに新潟にいきたいと思ってもらえる取り組みになれば。
タカギ農場
バスツアーのお客様はタカギ農場でイチゴ狩りを楽しみます。
比嘉康洋さんはタカギ農場のイチゴを使用してデザートを作りました。
イチゴの温かいソースをかけて温度差を楽しみながらイチゴの香りを食べて欲しい。
越後姫を新潟産赤ワインと山ぶどう酒で煮てクレープにした「越後姫のクレープシュゼット」がデザートです。
評判は上々です。
喜んでもらえるか不安との戦いだったので、お客様の表情を見ているとうまくいったかなと。
ランチコースの価格は大人1名で1万2,960円。
バスツアーは約4時間で終わります。
お客様は
お料理も美味しくて、ゆったりと新潟を見られて良かった。
WILLER ALLIANCE株式会社
[blogcard url="http://www.willer.co.jp/index.php"]
このレストランバスを企画したのは高速バスを展開するウィラーグループです。
村瀬茂高社長は
われわれは車両や交通をしっかりとやってコンテンツ部分は地元で議論していいものをつくってもらいたい。
今後、レストランバスは地域の特性に合わせて全国各地に展開する予定です。
高速バスや地域交通の利用者が増える仕組みをつくっていきたい。