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[WBS] パン屋でリゾート

2016年6月20日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

富士山を望む人気の観光地「箱根」。

芦ノ湖の湖畔にあるオシャレな建物。

中には大勢のお客様で賑わっていました。

パン屋さんのようですがお客様の会話は

「32と67」

なぜか番号を話しています。

ただのパン屋さんではなさそうです。

Bakery&Table箱根

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週末は30~40人が並ぶ、Bakery&Table箱根。

実はこのお店、普通のパン屋さんとちょっと違います。

お客様が行っているのは

パンを買うのに番号を書いて個数を買いて…

お客様が注文票を記入することで、レジでの待ち時間を短縮していました。

さらに注文票を見て店員がパンを取り分けることでパンの型崩れの防止や衛生面に配慮しています。

販売する85種類のパンも少し違います。

実は老舗ホテルの「こだわり」を持ったパンなんです。

赤倉観光ホテル

1937年、帝国ホテルの系列として創業したリゾートホテル「赤倉観光ホテル」。

このホテルで提供されているパン作りの技術や精神を受け継いでいるパン屋でした。

例えば人気の「米粉のカレーパン(320円)」。

ゆで卵とホワイトソースを絡めてまろやかに仕上げています。

さらに生地はモチモチに表面はパリパリとした食感を楽しめます。

そのこだわりのパンにお客様が集まります。

人気は美味しいパンだけではありません。

お店が「おしゃれ」。

1階で購入したパンは2階のカフェに持ち込んで食べることが出来ます。

目の前の芦ノ湖を眺めながらの食事です。

そして3階ではシェフ手作りの料理、リゾート気分を満喫できるパン屋です。

さらに驚くのは足湯に浸かりながらパンを食べるお客様もいます。

1階のテラスには温泉の足湯、このサービスにお客様は

パンを食べながらの足湯は新鮮な感じ。芦ノ湖も見られるのですごくいい。

ここはリゾートホテルが運営するこだわりのパン屋でした。

赤倉観光ホテルの桜井大樹副本部長は

パンを買うと共に「時間や空間」、景色も楽しんでいただく「リゾート」として捉えている。

パン屋をリゾートにしたことで多い日には1日に1,000人以上が訪れ、売上も200万円を越えます。

平賀敬美術館

観光地箱根の新たなる挑戦は平賀敬美術館でも。

建物は2003年に国の登録有形文化財に指定された美術館です。

入館料は600円。

ここで楽しめるのは絵画だけではありません。

廊下の隅にある扉を開けると、そこには温泉。

アートと温泉、これも新しい。

かま家

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こちらの釜飯屋も箱根ならでは。

釜めしを注文すると40分待つといいます。

すると

温泉がありますけど…釜めしを待ちながら温泉ということでね。

釜めしができるまで40分。

待ち時間の間に店の奥にある温泉が利用できるといいます。

入館料は750円。

なかなかの商売上手です。

温泉で癒やされた後に釜めし。これも新しい。

リゾート地、箱根が生み出した本業プラス温泉。

この人気、しばらく続きそうです。

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