[WBS] 中国・仮想通貨の実態!「バブル」に異変!?

ワールドビジネスサテライト(WBS)

投資先としても注目されるビットコインですが、ここ2ヶ月の値動きを見てみると30%以上急落したり、最高値を更新したりと乱高下しています。

このビットコインの乱高下の震源地ともいえるのが中国です。

現地でいま何が起きているのか実態を取材しました。

仮想通貨の投資イベント

8月に深圳で開かれた仮想通貨の投資イベント。バブルの様相を呈していて投資経験ない主婦や学生も詰めかけていました。

出展業者は、

ビットコインがオススメだよ。

しかしそのわずか数日後、規制により事実上の取引禁止を命じられたのが仮想通貨の取引所。1月も経たないうちに取引所は廃業していました。

取引所の社員は、

仮想通貨はいい商売だったけど、もう二度とやりたくない。

取引価格も急落しバブルは過ぎ去ったように見えました。

ところがその後、規制の中でも取引が続いていることが分かりました、

その実態を知る投資家、鄧家嘩さん(42歳)は今年仮想通貨への投資で5,000万円以上儲けたといいます。

規制がかかった今でもある抜け道を使い取引を続けています。

これは「マンツーマン取引」というんだ。これなら当局の監督から逃げられる。

マンツーマン取引

その抜け道とはスマホのアプリなどを使い個人同士で行う「マンツーマン取引」です。

仮想通貨は多くの場合、取引所が仲介して取引がされます。一方、マンツーマン取引は取引所を介さず、売る人と買う人が直接やり取りするため規制の対象外になるといいます。

詐欺に合う恐れもありますが中国は規制の抜け道として取引量が急増しています。

なぜ取引所を規制したのか分からない。いまや全部が「地下取引」だ。「ビットコインは規制しきれない」、みんなそう思っているよ。

マイニング

さらに別の方法でビットコインを得るケースもあります。

郊外の住宅街の一画にその秘密がありました。

70台のコンピュターが並ぶ部屋、採掘を意味する「マイニング」という作業をしています。

マイニングとはネットに繋がった世界中のコンピューターがビットコインの取引を記録する作業のこと。ビットコインの取引網を支えることになるので参加者は作業量に応じて、報酬としてビットコインを受け取れる仕組みです。

中国ならではの強みもあります。

マイニング業者は、

中国の電気代は13.6円/kWh(日本の約3分の2)。コストはそれだけだ。

電気代以外にもコンピューターを割安で、ここへの投資額は1,000万円ほどにも関わらず、月に約150万円分のビットコインが手に入るといいます。

このマイニングを始める投資家が増えています。

「マイニング」は規制に強い。コンピューターを海外に逃せばいいだけだ、今のうちに投資した人は必ず儲かるよ。

岡三証券株式会社

規制と抜け道が同居する中国の実態。専門家は今後も不安定な状況が続くと見ています。

岡三証券上海駐在員事務局の後藤好美チーフエコノミストは、

下に対策ありということで投資家はいろいろな抜け道を探す。さらなる通貨の規制に動くなど。チェックが厳しく入るという状況が来年も続いていく予定です。

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