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[WBS] 「ぽっちゃり主婦」で人気沸騰!?カタログ通販「脱モデル戦略」!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

ネット通販が全盛の中、かつて主流だったカタログ通販は苦戦を強いられています。そうした中、ベルメゾンブランドで知られる千趣会のあるカタログが即日在庫切れになりました。女性のハートを掴んだアナログ的な逆張り戦略を取材しました。

株式会社千趣会

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通販のベルメゾンネットは、千趣会ベルメゾンの通販カタログ商品のオンラインショップです。ファッション・コスメ・ブランド・インテリア・ディズニーグッズなどのカタログ販売・通信販売サイトです。

カタログ通販大手の千趣会。

ベルメゾンのブランドで業績を伸ばしてきましたが、近年はファストファッションやネット通販に押され業績は60億円の最終赤字。

事業を立て直す新たな取り組みを始めています。

企画担当の浅野江美さん(55歳)。この日は商品の打ち合わせをしていました。

世代的にお肉のつく場所が変わるし、移動するし。

もう1回いろいろなデータを集めて。

実は千趣会、カタログを大改革。中を見てみるとモデルはちょっとぽっちゃり気味。なんと普通の主婦だといいます。

プロのモデルではなく素人を起用するという脱モデル戦略。カタログは即日在庫切れになるほど異例のヒットとなりました。

この思い切った取り組みに不可欠な会社があるといいます。

株式会社フォトスタイリングジャパン

株式会社フォトスタイリングジャパン

この日、浅野さんが訪ねたのはスタイルスナップというブログを展開する会社。

出迎えてくれたのはカタログのモデル、原田容子さん(48歳)です。

スタイルスナップは年齢による体型変化に合わせたファッションをブログなどで発信する普通の主婦仲間6人のグループ。

メンバーが自らモデルとなり、やりがちな失敗とおしゃれな着こなしを比較するスタイルが同世代の女性たちの心を掴んでいます。

去年出版した本は実用書として異例の3万部を売り上げる大ヒット。

千趣会はそんなスタイルスナップに協力を求めたのです。

グループの代表を務める窪田千紘さん(50歳)は、

千趣会は私たちみたいなおばちゃんによく声をかけてくれたと思う。

何をどう役立つか、アパレルの人が気付いてくれたのはうれしい。

スタイルスナップの人気の秘密はその着こなし術。

一応おしゃれな色。

今年のトレンドカラー。

ただ流行っているからという理由だけで着てみた服。でもなんだか似合っていないような・・・

しかし、原田さんの体型を考えてコーデイネートするとこの通り。

縦のストライプが細く見えやすい。

スカートがギザギザしているので気になるおなかを隠してくれる。

さらに、Vネックの服で首元をスッキリ見せる「Vライン」というテクニック。

ほかにも白い服で肌を明るく見せるのが「レフ板効果」。

スタイルスナップが提案する着こなしは誰でも少しの気付きで簡単にマネできることがポイント。徹底した消費者目線が人気の理由だといいます。

即売会

千趣会は今回、そんなスタイルスナップと協力してベルメゾンブランドの即売会を計画していました。お客様と直に接する脱ネット戦略ですが、実は今回の即売会にはある仕掛けが・・・

イベント当日。

即売会なのになぜかみんな席に着きます。この日集まったのは40代、50代の14人の女性たち。

するとそこに、あの原田さんが失敗例を着て登場。会場はこの盛り上がり。

おなかは痩せてなくて、横から見ると・・・

春のトレンドを集めたそうです。

今年はやってるじゃないですか、スモーキーと言うくすみカラー。

でも、おばちゃんが着たら全部くすんでしまう。

悩みはみんな同じとユーモアたっぷりにアピールしたかと思うと、今度はベルメゾンの服に身を包んで登場。おしゃれな原田さんにお客様の目も釘付けです。

すると窪田さん、原田さんをモデルにファッションのポイントを解説。

縦ラインのシルエットを作っているのでシュッとして見える。目の錯覚で。

参加者はこの表情。

実はこれこそがこの即売会最大の売り。服だけでなくおしゃれのノウハウも同時に伝授することで商品の魅力を最大限に伝えるのです。

そしていよいよ即売会開始。みんな一斉に商品に殺到。千趣会やスタイルスナップのアドバイスを受けながら自分に合う服を選んでいきます。

足元はあえて白で。

素人は黒にしてしまう。

下半身が重くなってしまう。

こういうスタイルをしたことがないからすごく新鮮。

一方、こんな参加者も、

「今日はどちらから?」

名古屋から。

インパクトのある色で目を引く。ランチで着たいということだったので。

持っていない色なので挑戦したい。

試着してみると・・・

端正な感じで顔に合っている。

体型が悩みだという女性。

同じくらいの体型の人と一緒に試着できて楽しい。

洋服を選ぶのがこんなに楽しいと再確認した。

カタログの枠を超えた挑戦に手応えを感じたという浅野さん。

熱量がすごくて楽しんでもらえて、やりがいがあった。

今日着て実感したお客様が口コミで広げてもらえるとうれしい。

ネット通販全盛の中、女性のハートをギュッと掴む、アナログ的な逆張り戦略。カタログ通販は復活できるのでしょうか。

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