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[WBS]【THE行列】ふわり熱気球体験!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

ある週末の朝、大空に憧れを抱く人たちが行列を作っていました。

NPO法人熱気球グランプリ運営機構

日曜日の朝6時過ぎ。

何やら多くの家族連れが集まってきます。

気温8度、凍えるような寒さの早朝。

一体何が始まるのでしょうか?

「何を目的に?」

気球に乗りに来ました。

いまから初めて乗るところ。

ふわふわしてて風船みたいに浮かんでいく。

朝焼けに立ち上がる熱気球。

人々をワクワクさせる気球とは?

熱気球

埼玉所沢記念公園では月に1~2回、熱気球の搭乗体験を行っています。

この日、朝6時半頃には150人以上が列を作りました。

お客様はこれから始まる冒険の旅に夢を膨らませます。

「行ってらっしゃい。」

行ってきます。楽しみ。

期待と不安を胸に抱き、いざTake off。

気球はふわりと浮かび上がり、見る見る間に7階建てのビルに相当する地上20メートルまで。

うわー、すごーい。

楽しい。

楽しいね。

あっ富士山。

富士山めっちゃきれい、きれい。

すごいきれい。

遠くの方には名峰富士の姿も。

「富士山見えるね?」

富士山見える。

ただ、こんな子どもも…

およそ5分間の空の旅。

みんな満足気です。

「どうでした?」

楽しかったよ。

サイコーです。

この日は200人が搭乗。

ただ気球は風まかせ。風が強ければ直前で飛ばないこともあるのです。

町田耕造会長

この気球体験を運営しているのは熱気球運営機構の町田耕造会長。

子どもたちに気球を知ってもらいたい。

気球に興味を持ってもらいたい。

気球を通して自然を。

風が吹いたら飛べない。雨が降ったら飛べない。

そういうことも気づいてもらいたい。

熱気球運営機構は90万人を集める佐賀のバルーンフェスタなど多くの気球のイベントを手掛けてます。

10年前、都会では気球に触れる機会がないと始めたのです。

いまでは首都圏で唯一、定期的に気球に乗れると航空公園の名物イベントに成長しています。

所沢航空記念公園

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東京ドームが10個以上入る広大な航空公園にはこんな場所も…

所沢航空記念公園管理事務所の石井敏明所長、

こちらは「所沢飛行場」の跡地なので、なごりで滑走路が残っている。

ここが滑走路の一部。

実はここ元々は日本で最初の飛行場。

子どもたちが遊ぶ原っぱが滑走路でした。

そして…

所沢航空発祥記念館の太田浩輔さん、

こちらが「アンリ・ファルマン機」。日本初の動力飛行を成功させて飛行機。

日本で初めて動力飛行した飛行機の実物です。

明治44年4月5日、徳川好敏大尉を乗せたこの機体が所沢飛行場で飛行距離800メートル、飛行時間1分20秒の記録を作ったのです。

歴史的な地で空を飛べる気球体験。

新たな航空ファンの獲得に一役買っています。

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