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[WBS] [白熱!ランキング] ボードゲーム

2017年11月2日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

白熱ランキング。今回は「ボードゲーム」。

今、国内のボードゲーム市場にはさまざまな商品が登場していて市場規模は30億円とも40億円ともいわれています。

一体、どんなランキングになったのでしょうか?

ボードゲーム

JELLY JELLY CAFE

[blogcard url="http://jellyjellycafe.com/"]

熱気溢れるこちらはボードゲームカフェ。

料金を払うと一定時間ボードゲームが遊び放題で休日には多くの人が遊びに来ています。

みんなで卓を囲んで、しゃべりながら楽しくできる。

イエローサブマリン 秋葉原本店 ミント

[blogcard url="http://www.yellowsubmarine.co.jp/"]

都内にあるホビーショップでもボードゲームの売上は好調です。

イエローサブマリンのエリアマネージャー、神戸智一さんは、

3~4年くらい前に比べるとほの倍以上の推移。

今回は密かな盛り上がりを見せるボードゲームの人気ランキングです。

ホビーショップ、イエローサブマリンの2017年1月~9月までの販売額ランキング。

5~10位

順位
10位ニューゲームズオーダー
1,800円
コヨーテ 日本語版
9位アークライト
1,998円
ラブレター (Love Letter) カードゲーム
8位グランディング
3,600円
街コロ (Machi Koro) ボードゲーム
7位BakaFire Party
4,320円
惨劇RoopeR 5th
6位HOBBY BASE
3,240円
ワンス・アポン・ア・タイム 日本語版
5位ジーピー
4,104円
カタン スタンダード版

5位から10位までがご覧の通り。

主にカードを使うボードゲームが手軽さで人気の中、大型のゲームが5位にランクイン。

カタン スタンダード版

ドイツで生まれた「カタン」。

最大4人で対戦ができます。

カタン島という島を発展させるため資源を集めるゲームです。

集めた資源で開拓地や道を作ると得点になり最初に10点を取ったプレイヤーが勝ちとなります。

都内の喫茶店「喫茶マーブル」。

この日、行われていたのはカタンの無料交流会。

もう少しやったら、はまっていきそう。

交流会に参加している米川和秀さん、実はカタンの日本でのライセンスを持つ会社「株式会社ジーピー」の社長です。

会社を訪ねてみました。

これまでオセロやモノポリーの普及に努めていた米川さん。この日は次に日本で展開する海外製品を検討していました。

カタンの2017年の売り上げは2016年に比べて2倍近いといいます。

ゲームがたくさんある中で、やはり「選球眼」というか、多くの人に喜ばれる要素があるゲームを選ぶ。

1~4位

順位
4位風栄社
3,780円
Argoat
3位オインクゲームズ
2,376円
ダンジョンオブマンダム エイト
2位鍋野企画
1,296円
犯人は踊る(2015年第三版)
1位BakaFire Party
3,456円
桜降る代に決闘を 第二幕

犯人は踊る

2位の「犯人は踊る」はプレイヤーの間で犯人役を探すというシンプルなルールで人気。

ゲームをもとに今年、小説も発売されました。

桜降る代に決闘を

1位は日本のボードゲーム「桜降る代に決闘を」。

2人で対戦するボードゲームでキャラクターを2枚選んで相手に見せてから戦います。

キャラクターの組み合わせと、見せ合うことで生まれる駆け引きの多さが魅力です。

都内で行われていたある会議。

作者でゲームデザイナーの伊藤深さんがゲームの改良を行っていました。

2018年春にはデジタルゲーム化の予定もありより面白くするために調整をしています。

伊藤さんは7位にランクインした「惨劇RoopeR 5th」の作者でもあり、2016年の年収は約1,000万円です。

プログラムやCGなどが必要なデジタルゲームに比べボードゲームはより短い時間でアイデアを形にできるといいます。

ボードゲームは空想を形にするまでが短い、開発のペースが速い。

盛り上がりを見せるボードゲーム市場。

スマートフォンやテレビゲームとは一味違う楽しみがあるのかもしれない。

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