白熱ランキング。今回は「ボードゲーム」。
今、国内のボードゲーム市場にはさまざまな商品が登場していて市場規模は30億円とも40億円ともいわれています。
一体、どんなランキングになったのでしょうか?
ボードゲーム
JELLY JELLY CAFE
[blogcard url="http://jellyjellycafe.com/"]
熱気溢れるこちらはボードゲームカフェ。
料金を払うと一定時間ボードゲームが遊び放題で休日には多くの人が遊びに来ています。
みんなで卓を囲んで、しゃべりながら楽しくできる。
イエローサブマリン 秋葉原本店 ミント
[blogcard url="http://www.yellowsubmarine.co.jp/"]
都内にあるホビーショップでもボードゲームの売上は好調です。
イエローサブマリンのエリアマネージャー、神戸智一さんは、
3~4年くらい前に比べるとほの倍以上の推移。
今回は密かな盛り上がりを見せるボードゲームの人気ランキングです。
ホビーショップ、イエローサブマリンの2017年1月~9月までの販売額ランキング。
5~10位
順位 | |
---|---|
10位 | ニューゲームズオーダー |
1,800円 | |
コヨーテ 日本語版 | |
9位 | アークライト |
1,998円 | |
ラブレター (Love Letter) カードゲーム | |
8位 | グランディング |
3,600円 | |
街コロ (Machi Koro) ボードゲーム | |
7位 | BakaFire Party |
4,320円 | |
惨劇RoopeR 5th | |
6位 | HOBBY BASE |
3,240円 | |
ワンス・アポン・ア・タイム 日本語版 | |
5位 | ジーピー |
4,104円 | |
カタン スタンダード版 | |
5位から10位までがご覧の通り。
主にカードを使うボードゲームが手軽さで人気の中、大型のゲームが5位にランクイン。
カタン スタンダード版
ドイツで生まれた「カタン」。
最大4人で対戦ができます。
カタン島という島を発展させるため資源を集めるゲームです。
集めた資源で開拓地や道を作ると得点になり最初に10点を取ったプレイヤーが勝ちとなります。
都内の喫茶店「喫茶マーブル」。
この日、行われていたのはカタンの無料交流会。
もう少しやったら、はまっていきそう。
交流会に参加している米川和秀さん、実はカタンの日本でのライセンスを持つ会社「株式会社ジーピー」の社長です。
会社を訪ねてみました。
これまでオセロやモノポリーの普及に努めていた米川さん。この日は次に日本で展開する海外製品を検討していました。
カタンの2017年の売り上げは2016年に比べて2倍近いといいます。
ゲームがたくさんある中で、やはり「選球眼」というか、多くの人に喜ばれる要素があるゲームを選ぶ。
1~4位
順位 | |
---|---|
4位 | 風栄社 |
3,780円 | |
Argoat | |
3位 | オインクゲームズ |
2,376円 | |
ダンジョンオブマンダム エイト | |
2位 | 鍋野企画 |
1,296円 | |
犯人は踊る(2015年第三版) | |
1位 | BakaFire Party |
3,456円 | |
桜降る代に決闘を 第二幕 | |
犯人は踊る
2位の「犯人は踊る」はプレイヤーの間で犯人役を探すというシンプルなルールで人気。
ゲームをもとに今年、小説も発売されました。
桜降る代に決闘を
1位は日本のボードゲーム「桜降る代に決闘を」。
2人で対戦するボードゲームでキャラクターを2枚選んで相手に見せてから戦います。
キャラクターの組み合わせと、見せ合うことで生まれる駆け引きの多さが魅力です。
都内で行われていたある会議。
作者でゲームデザイナーの伊藤深さんがゲームの改良を行っていました。
2018年春にはデジタルゲーム化の予定もありより面白くするために調整をしています。
伊藤さんは7位にランクインした「惨劇RoopeR 5th」の作者でもあり、2016年の年収は約1,000万円です。
プログラムやCGなどが必要なデジタルゲームに比べボードゲームはより短い時間でアイデアを形にできるといいます。
ボードゲームは空想を形にするまでが短い、開発のペースが速い。
盛り上がりを見せるボードゲーム市場。
スマートフォンやテレビゲームとは一味違う楽しみがあるのかもしれない。