
新年度まで約3週間、もうすぐ多くの職場にやって来る新社会人。
この春に入社する新入社員の選考で企業が特に重視した点。
| 1位 | コミュニケーション能力 | 82.0% |
| 2位 | 主体性 | 60.7% |
| 3位 | チャレンジ精神 | 51.7% |
「チャレンジ精神」、「主体性」ときて、トップは「コミュニケーション能力」です。これは15年連続のトップとダントツで、「今どきの若者」との意思疎通というのは永遠の課題ともいえます。
こうした中、大学や企業も新社会人の学生が持つコミュニケーション能力を自ら発掘しようと動き出しました。
大正大学
[blogcard url="https://www.tais.ac.jp/"]
3月8日、都内の大学で開かれたのは、もうすぐ大学を卒業、就職する4年生向けのセミナー。
一足早く名刺交換などビジネスマナーの研修などを受けました。
中でも目を引いたのは、
本当の叱られ方として、みんなが身につけて社会に出てほしい。
なんと「叱られ方」。
「怒る」と「叱る」の違いや、上司や先輩が叱るのは成長してもらうためと説明。
言われ方ばかり気にして、仕事に行きたくないなって思う。もったいない。
また、怒る言葉も読み解き方も伝授。
例えば「いつまでかかってるんだよ!」は「仕事の仕方を変える必要がありそう」。
激しい口調に戸惑わず相手の真意を探るようにアドバイスをしました。
学生の反応は、
「ここに気を使わなきゃいけないのか」というところはある。
叱る側にももっと伸びてほしい、向上してほしいという意図がくみ取れた。
大学側も卒業前の研修で早期の離職を防ぎたいと期待を寄せます。
大正大学の木元修一副学長は、
叱る側は相手を育てようとしていても、新人は思いのほか強いダメージを受け止める。心構えとして講座を受けておけばびっくりせずに済む。
株式会社ネクステージ
[blogcard url="https://www.nextage.jp/"]
一方、企業側も採用方法で工夫を始めています。
全国で中古車販売店など81店舗を展開するネクステージ。
本社では学生たちを集めた説明会が開かれていました。
ネクステージが今年の採用活動から本格導入するのが…
安藤滋一取締役、
ツイッターでの採用をやっている。
その名も「写真で一言」。いわゆる大喜利です。
会社の公式アカウントがお題となる写真を投稿。学生たちから面白い一言を投稿してもらうというものです。
今の世代はスマホが得意なので、その土俵で戦わせてあげるのも面白い。
試験導入した過去の投稿を見てみると、
★#ツイッター採用★
お題③ 『写真で一言』
あなたの一言であなたの人生が変わる。#言葉は現実化する。
あなたの感性をぶつけろ!チャンスをつかめ!#新卒採用 #中途採用 #新車 #中古車 #車 #整備士 #営業#ipponグランプリ #おもしろ画像 #面接 #おもしろ採用 pic.twitter.com/2IhsgblxaV— 新車.中古車販売 ネクステージ採用チーム (@nextage4907) 2017年9月20日
車のエンジンを見ている写真で一言、
お父さん、こんなところにいたの…
★★#ツイッター採用★★
追加のお題の写真です。20180126先日 #news23 で話題になった #ツイッター採用
どしどしご応募おまちしてます!!●写真に対して一言▽▽▽#新卒採用 #車 #リクナビ #マイナビ #スポナビ #ipoonグランプリ #おもしろ採用 pic.twitter.com/1g7RgkIvVE
— 新車.中古車販売 ネクステージ採用チーム (@nextage4907) 2018年1月26日
バンパーを指差す写真で一言、
「話題の記事]ネクステージ営業職男性、指で走行中の車両を止める。
安藤取締役、
この人、実は今度最終面談をする予定。トップニュースの記事っぽくした発想力が面白い。
8人いる採用担当者の過半数が面白いと認めると通常の一次面談を飛ばしていきなり最終面段に臨めるという仕組みです。
こうしたツイッターの投稿は学生のコミュニケーション能力を知る材料になるといいます。
営業職は会話が大事と思うが、文章で人の心を動かすのは必要な能力。
渡邊雄基さん
ツイッター採用のきっかけとなったという新人がいます。
2017年4月に入社した社員の中で営業成績トップになったネクステージ新潟南店の渡邊雄基さんです。
その秘訣を聞いてみると、
特に変わったことはしていない。「ネクステージ来てよかった」と思ってもらえるためにアドバイスをしている。
アドバイスのほかに渡邊さんは成約後、欠かさずしていることがあります。手紙です。
P.S.で自分の言葉を付け加える。話すより手紙だと恥ずかしさはない。
こうした文章を使ったコミュニケーション能力はツイッター採用だからこそ見つけられるといいます。
安藤取締役、
文章として表現する能力を見いだせる。それは面接では絶対に見極められない。