[WBS] 乳がん患者に画期的治療法!渋谷発「再生医療工場」とは!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

渋谷のスクランブル交差点、ここから歩いて5分くらいのところに最先端の再生医療を支える工場があるそうです。一体どうなっているのでしょうか。

さらに、その工場が支える患者の生活の質を向上させることにつながる最先端医療の現場を取材しました。

横浜市立大学附属市民総合医療センター

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横浜市立大学附属市民総合医療センターの公式ホームページです。

横浜市立大学付属市民総合医療センターの佐武利彦形成外科部長、

国内初の治療としていいと思う。

横浜市立大学が開いた会見。乳がんの手術で乳房を失った人のために再生医療を用いた新たな乳房再建の治療法を実用化したと発表しました。

それは脂肪幹細胞を用いる方法。脂肪幹細胞とは血管を作ったり、自ら複製できることができる細胞です。

既存の一般的な保険適応で行われる方法よりも患者の負担は少ない。

これまで乳房の再建は自分の体の皮膚や脂肪などを移植したり、シリコン製の人工の乳房を入れる方法がありました。しかし、乳房以外にも傷跡ができたり、合併症として変形や痛みがあるなどのデメリットがありました。

新たな乳房再建法では、まず患者のおなかや太ももから少量の脂肪を吸入して採取し、脂肪幹細胞を分離。

培養させ幹細胞を増殖させ、患者の脂肪と混ぜて乳房の欠損部分に注入するのです。新しい脂肪や血管を作るため自然な乳房の再建が期待できるといいます。

傷が残らないし、手術時間も短いし、日帰り手術として行うことができれば仕事を持っている人とか子育てで忙しいお母さんにも適用しやすい。

セルソース株式会社

すべての人生に、再生医療を。|セルソース株式会社
セルソースは、再生医療のプラットフォームとして、法規対応支援、医療機関・研究機関と連携した新治療の開発、加工受託までを提供しています。

画期的な医療を裏で支えているのが脂肪幹細胞の培養を扱うセルソースです。

2015年創業、社員わずか50人ほどのベンチャーですが、多い月にはさまざまな治療向けにおよそ400件もの培養を請け負っています。

セルソースの裙本理人社長、

われわれの調べる限りでは月間400件の件数は多い。

広大な土地に大きな設備を建てて大きく場所を構えてやるのが普通だが、まずはスモールでスタートさせる。全く逆の発想でやっている。

実は細胞の培養は渋谷の雑居ビルのワンフロアで行われています。

その心臓部にWBSのカメラが入りました。

セルソースのCPC事業部、井上和貴副部長、

これ浮いているものも全部細胞。全部生きている細胞。

患者から採取した20ccの脂肪からとれる幹細胞は8万個から10万個。

取り出した幹細胞は養分などを含んだ培地と呼ばれる特殊な液体に入れ、温度や酸素、二酸化炭素などの濃度を厳格に管理した装置の中で10日前後培養します。

すると細胞は自らを複製して増殖。350倍から400倍まで増えるのです。

実は心臓部ともいえる、この無菌室は36平方メートル。わずか20畳弱しかありません。

限られた人数で稼働率を高めて、件数をこなすことでコストダウンというか、市場に受け入れられやすい価格を実現している。

都心の渋谷に拠点を置くことで輸送コストや時間を削減。北海道から沖縄までおよそ140の医療機関の再生医療を支えてみます。

東京ひざ関節症クリニック

東京ひざ関節症クリニック銀座院|変形性膝関節症に再生医療を|医療法人社団活寿会
変形性膝関節症や半月板損傷などのひざの痛みに特化した専門病院が、「東京ひざ関節症クリニック」です。国内外の最高峰の治療を用意。高濃度ヒアルロン酸注入、PRP治療、SCAFF天然関節治療で、人工関節まで進行させない痛み改善を目指します。

培養した脂肪幹細胞を用いた治療は広がりを見せています。

大石代悟さん(68歳)。

18歳で極真空手を始めた大石さん。現役時代は足技の天才と評され、するどい蹴り技は「妖刀村正」との異名を取りました。

現在は範士として後身の育成にあたっています。

しかし、

正座が去年の9月くらいまで1年間くらいできなかった。

どうしても正座ができなかった。

21歳のときに左膝を負傷した大石さん。以来、膝の痛みと付き合ってきたといいます。

大石さんの左膝のMRI画像。画面左側のこの部分、半月板といって衝撃を吸収し、膝関節を安定化させる機能を持っています。

しかし、画面右側にもあるはずの半月板が擦りへり、炎症を起こしていたのです。

そこで去年10月、大石さんは自身の脂肪から採取した幹細胞を培養して増殖させ、再び膝に投与する治療を始めました。

治療を開始して半年、今回はその経過観察です。

どうですか、膝の状態は?

だいぶいいです。

全然違います。

伸びも曲げもいい。

腫れもないですね。

MRI画像で比較してみると。去年10月の時点では膝に炎症を起こしていた部分が、わずかですが腫れが収まったことが確認できます。

日曜日に大会があって空手の演舞をやったが、1年前から比べたら奇跡的。

今は8割くらい良くなった。

自由診療のため治療費は100万円からと高額ですが、治療を希望する人は増えているといいます。

一番は手術をする必要がないことが最大のメリット。

自分の脂肪からとった幹細胞は安全性が高い。

進化する再生医療。今後については、

脂肪幹細胞を用いた方法は脳梗塞の後遺症に対しての治療や脊髄損傷に対する治療とか難治性の治療に対する一つの新しいソリューションとして再生医療も希望を持てると思う。

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