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[WBS]宮城・福島 震度6強地震!工場停止で企業活動に大打撃

2022年3月17日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

宮城・福島で震度6強を観測した地震は大きな被害をもたらしました。電力や交通などのインフラの被害を受け、市民の生活だけでなく企業活動にも影響が出ています。

宮城・福島で震度6強!電気 水道 ライフライン分断

3月16日深夜、宮城県や福島県などで最大震度6強を観測しました。

地震によって少なくとも1人が死亡、けが人は160人を超えています。

一夜明けて被害の状況が明らかになってきました。

野村博佳記者。

宮城県白石市上空です。こちらから東北自動車道の路面に亀裂が入っているのが確認できます。

被害は鉄道でも…

伊大知明宏記者。

東北新幹線の脱線現場です。あちらに1両、大きく傾いている車両があるのが分かります。

揺れの激しさを物語っているのがこちらの多目的ホール「ホワイトキューブ」です。

ホワイトキューブの担当者。

来た瞬間に変わり果てた会場でショック。

天井がライトバトンにぶら下がっている。大変危険な状態。

パイプオルガンは大きく損傷し、天井や照明も落下。被害額は数億円に上るということです。

そして最も揺れの激しかった地域では…

最大震度6強を観測した福島県南相馬市です。こちらの住宅、地震によって建物全体が傾いています。中の木材もむき出しになっている状態です。

近所の住む人に話を聞くと…

自宅が被害にあった60代男性。

瓦も全部落ちて、ここに車があったがやられた。

家の中は、床にはガラスの破片が散乱。天井の明かりも落ちていました。

揺れは今回の方がすごい。

東日本大震災の方が揺れは長いけど、そのときのダメージがあった。直したとはいえ。

相馬市内でも至る所で地震の爪痕が残っていました。

山本康平記者。

こちらは昨夜大きな揺れがあった相馬市です。郵便局を見るとガラスが割れています。さらに多くの民家で瓦が落ちてしまっています。

地震の影響で電気や水道などのライフラインも分断。断水は宮城県の仙台市内でも起きていて給水車が対応にあたっていました。

朝起きたときには水がもう出なかった。トイレが困る。

3、4日くらいで復旧してくれれば。

電気はほぼ復旧しましたが水道は使えるまでにはまだ数日かかるとみられています。

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