ユニクロは9月17日に東京・銀座の旗艦店をリニューアルオープンします。
かつて外国人観光客で賑わった店ですがコロナ禍でインバウンド需要が蒸発する中、リニューアルでこだわったのはものづくりです。
株式会社ユニクロ
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グローバル旗艦店のユニクロ銀座店。
9年前のオープン当時、マネキンが踊るように回転していた1階はニットが振り子のように揺れる飾り付けに変化していました。
「リニューアルして大きく変わったところは?」
ユニクロ銀座店の小河雅代総店長。
売り場に商品の特徴やものづくりのこだわりが一目で分かる展示物と売り場が融合してある。
ものづくりが分かる仕掛けとは?
ダウンの売り場を案内してもらうと…
ウルトラライトダウンがどのようにリサイクルして新しい商品に生まれ変わるか展示物で見られるようになっている。
生地と羽の部分を分けて洗浄し、新たな商品へと生まれ変わるまでが展示されています。
こちらはダウンに風を当て、浮かび上がらすことで商品の軽さが一目で分かる仕掛け。
そして3Dニットの売り場では1本の糸から継ぎ目なくワンピースが作られていく様子も見られます。
ほかにも銀座木村屋や鳩居堂といった銀座の老舗とコラボした商品を販売。訪日客が消えた銀座の街を活気づける試みです。
最上階にはユニクロ初となるコーヒーショップも構え、落ち着いて買い物が楽しめるようにしました。
まずは銀座の地域のお客様に一番愛される店にしたいと思っている。
コロナが収束したら国内外問わず観光客にも愛される店になりたい。