
老舗百貨店髙島屋の建物が1月20日、ホテルとしてリニューアルオープンしました。
全国でホテルの建設ラッシュが続く中、歴史を重ねてきた建物はどのような変化を遂げたのでしょうか。

株式会社髙島屋
[blogcard url="https://www.takashimaya.co.jp/"]
大阪・難波にあるこちらの建物。

アールデコ調の装飾が華やかな印象を与えます。

実はこちら1928年、昭和初期に百貨店として建てられたもので現在、髙島屋が所有。国の有形文化財として登録されています。

それが1月20日、新たな施設に生まれ変わりました。

シタディーンなんば大阪
[blogcard url="https://www.citadines.com/ja/japan/osaka/citadines-namba-osaka.html"]
髙島屋の村田善郎社長、
建物が持つ価値もあるのでホテルは魅力がある施設だと思った。

誕生したのは大型ホテル。

百貨店の髙島屋が事務所などとして使っていた建物の一部をリノベーションし、ホテルとして生まれ変わらせたのです。
そのためフロントの天井には歴史ある装飾が当時のまま。

そしてエレベーターホールも照明など以前のものをそのまま使用。

各所に当時の名残が残されています。


このホテルを運営するのは世界30の国、180を超える都市でホテルを持つアスコット社。
今回、大阪に初進出しました。

株式会社アスコットジャパン
「どういうコンセプト?」
アスコットジャパンの陳來勝(タン・ライ・セン)社長、
滞在型で普通のホテルではなく自分の家と同じような感じで泊まれる。

最大の特徴は長期滞在仕様であること。

キッチンや洗濯乾燥機を完備している部屋もあります。

外国人観光客にこのホテルを関西のさまざまな観光地を訪れる起点として使ってもらうことを考えています。

髙島屋が自社の施設にホテルを誘致するのは初めて。
なぜホテルだったのでしょうか?
大阪はインバウンドとして活況を呈しているので、こういう形で事業を進めていくのは意味があると思う。

オオサカでのホテルの建設ラッシュ
大阪では訪日外国人の伸びに併せて宿泊者数が年々増加。

こうした中、ホテルの開業ラッシュが続いています。
去年は50棟を超えるホテルが開業。客室は1万室以上増えました。

今年もその勢いは続いていて今月だけで6軒、年間で30軒ほどのホテルの開業が見込まれています。

しかし専門家はホテルが増え続ける中で消費者に認知され生き残るための競争が激しくなっていると指摘します。
CBRE Hotelsの土谷潔ディレクター、
立地や商品の多様化、客室のサイズが大きい、キッチンがついているなど、そういう差別化が重要というのは今後も間違いなくあるだろう。

WBFホテル&リゾーツ株式会社
[blogcard url="http://www.wbfresort.com/"]
そんな激戦区にもうひとつ新たなホテルが1月18日にオープンしました。

新大阪駅前で周りより群を抜いて背の高い地上32階建てのホテルです。

最大の売りがホテルの最上階に。
WBFホテル&リゾーツの下村信夫取締役、
関西エリアを一望できるレストラン。

南側は大阪のビジネス街を見下ろせるくらい。

大阪の街を一望できるこの景色です。

夜になると極上の夜景が広がります。

このホテルを手掛けたのはWBFグループ。
インターネットでツアー旅行を販売する会社です。

WBFは1977年に関西学院大学のスキーサークルから誕生。

若者向けの「しろくまツアー」ブランドで成長してきました。

2年前から大阪でホテル展開を急拡大している新規参入組です。

旅行業で培ってきたノウハウはお客様をいかに旅行に行ってもらえるか。

ここにビューポイントを作ることで、それが旅行に行くお客様のきっかけになれば。

景色でお客様を呼ぶ。
明確なコンセプトの元、屋上にバーも作りました。

伊丹空港に着陸する飛行機を間近に見ることができます。
全部で400室ある部屋にもある特徴が…

こちらは3人向けの部屋です。

WBFホテル&リゾーツの中尾奈々さん、
ファミリーもですけど女子旅もはやっているので、3人のお客様でも受け入れられるように3人用の部屋を用意している。

3つのシモンズ製ベッドを備えたトリプルルームを4部屋用意。

この他、浴室から夜景を楽しめる高級タイプの部屋など14タイプの部屋を用意しました。

東海道、山陽新幹線が行き交う新大阪駅という立地を活かし、ビジネス客だけでなく、国内外のあらゆる観光客のニーズを取り込む作戦です。
新大阪という立地はターゲットを複数持たないといけない。

激戦のホテル競争になっているのでお客様に喜んでもらえるツールにしたい。
