株式会社タックルベリー
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続いては3年間で100店舗以上増えているお店を特集した儲かる急増店の回から。
そのCM②の後で森永さんが教えてくれた儲かりそうな急増店は…
タックルベリー。
中古の釣り道具屋さん。
中古釣具店のタックルベリー?
またまた聞き覚えのない店名ですが本当に増えているのか、そして儲かっているのか?
横浜市にあるタックルベリー戸塚中継店に。
お出迎え頂いたのはスーツがバッチリ決まった社長の藤本伸也さん。
「儲かってますか?」
ぼちぼち。
思わず笑いが溢れるほどタックルベリーは絶好調らしい。
2000年の創業から順調に成長を続け、ベトナムやタイなど全6ヶ国に出店。
現在の店舗数はなんと216店舗。確かに森永さんが言っていた通りかなり儲かっています。
しかし、なんでそんなに急成長できたのですか社長?
創業した20年前は中古釣具ってジャンルがなかった。
実はこのタックルベリー、20年ほど前には世の中にほとんどなかった中古釣具というジャンルを確立した業界の先駆け的存在なんです。
では、なぜそれまで中古釣具のチェーンがなかったのか?
そこには釣具ならではの商売の難しさがあるらしい。
釣り道具は数が非常にたくさんある。
釣り具に値付けをしていくっていうのは非常に難しくて。
一言で釣具と言っても海釣りやバス釣り、フライフィッシングなど様々なジャンルがあって、それぞれが使う道具が違う。
さらに使い方によって状態もバラバラなので一つ一つの中古品の買取価格を決めるのがとにかく大変。
しかしタックルベリーは…
僕は釣りしないんですけども。
たまにやりますけど、会社の大会とかは。
釣りしないです。
釣りがわからない僕が店頭に立っても買取ができる。
そういうシステムを作らないとというところから始めました。
釣り素人の藤本社長が考案したのが専門知識がなくても査定ができる相場検索システム。
実際に買取の様子を見てみることに。
買取をお願いします。
今回査定をするのは魚を持ち上げるときに使うオーシャングリップという釣り具。
店員さんは商品を軽くチェックして、なにやらポチポチをパソコンに入力していく。
戸塚中継店の福田賢太郎店長、
まずは分類ですね。
竿なのなリールなのか雑品なのか。
メーカーが分かるならメーカーを入れます。
まずは商品のジャンルと型番、そしてメーカー、カラーをパソコンに入力。
すると一瞬で商品の買取価格が表示された。
あとは表面の汚れや傷の具合をマニュアルを参考に7段階でチェックするだけ。
このオーシャングリップはわずかに使用感があるということで上から3番目のABという評価で買取価格は5,325円に決定。
「誰でもできちゃう?」
できちゃうと思います。
この買取システム、その中古品がタックルベリーで過去にいくらで売れたかのデータを元に買取価格をはじき出す。
システムに登録されている商品情報は12万種類以上あり、どの商品がプレミアだとかの知識は一切なくてもOKってワケ!
さらにもう一つタックルベリーにはこれまでの釣具店にはなかった画期的な儲かり作戦が!
シーズンが終わってしまうとその釣りものが釣れなくなる。
いかにしてシーズン中に売り切るっていうことが大切。
釣具はその釣りのシーズンが終わると一気に売れなくなってしまう。
例えばアナゴ釣りのシーズンは5月から7月。なのでアナゴ釣り用の竿が7月まで売れ残るとお店は1年先まで在庫を抱えるってことに。
そこでシーズンが終わる前に在庫をどんどん売っちゃうのがタックルベリーの作戦なんです。
神奈川県にある本社では買取サポート部という部署の担当者が毎日店舗での販売状況をチェック。
買取サポート部査定担当の山本英治さん、
任意で設定してる在庫期間があって、その在庫期間よりも長く在庫しているものは販売価格を下げる、買取価格も下げる。
さらに釣りは地域によって人気のあるジャンルが様々なので、買い取ったものを別のチェーン店に移すなんてことも。
「売上げはどれくらい?」
2019年は119億円。
年間売上はおよそ119億円。もちろん中古釣具業界でNo.1!
タックルベリーは中古の釣り具販売でがっちり!
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