フード・アクション・ニッポン・アワード2016
[blogcard url="http://syokuryo.jp/award/"]
農林水産省主催のイベント会場では試食が行われていました。
株式会社三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長、株式会社ローソンの大塚元一会長、株式会社イトーヨーカ堂の亀井淳社長など大手小売など10社のトップが勢ぞろいして行われたのは、全国の地域産品から世界に通用する「究極の逸品」を発掘するコンテスト。
普段はライバル関係の方々が審査員です。
応募総数は1,008品、一次審査を通過した100品の中から、さらにトップ自ら1品を選びます。
倍率は100倍、選ばれた商品は、それぞれの会社での販売が約束されています。
この千載一遇のチャンスを逃さまいと生産者も力が入ります。
レモンケーキ島ごころ
世界に通用する成敗技術がある、このハートのレモンがその証。
マグカップ麺ぞうすい
そうめんのリゾットのような。
開けた時のパッケージはこれなの?
トップからも質問も飛び交います。
株式会社イトーヨーカ堂・亀井淳社長
「気になる商品は?」
玉ねぎが丸ごと入ったスープ。これからはメーカーと私共の販売が分かれているのではなくて、情報を共有して一生懸命、お互いに商品を作り、お互いに売り場を作る時代ではないか。
究極の逸品
厳しい審査をくぐり抜け選ばれた究極の逸品とは?
株式会社三越伊勢丹ホールディングスが選んだのは広島・島ごころ「瀬戸田レモンケーキ島ごころ」。
国内だけではなく、海外に出すという思いと志が、非常に強かったので選んだ。
株式会社ローソンは1年のうちに2日しか取れないという大分・おおいた姫島「幻の2日ひじき」を選びました。
普段仕入れているものと比べて50倍もの値段がします。
「生産量の少ないものを選んだ」
逆張り。純粋に裏にあるストーリーなどから入っていったときにどんな商品ができるのか、それが実は全国で大量に売っていくところのヒット商品のヒント。
イオンリテール株式会社は愛知「一福百果まるごとみかん大福」。
株式会社イトーヨーカ堂は岡山「まるごと玉ねぎスープ」。
小売トップによって選ばれた商品。
こうした取り組みが続けば商品の付加価値が高まると生産者は期待します。
生産者は
自社でも販売の努力をしているが、それだけでは補えないところで、こういった場を借りて、いろいろな方に商品を知ってもらいたい気持ちがある。