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[WBS][グリーン革命の未来]イギリスの 洋上風力発電を全家庭に!日本は?[住友商事株式会社]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

4月22日から始まる気候変動サミット。世界40人の首脳が参加する予定です。

その様子をイメージしてみました。オンラインで開かれ、主催するのはアメリカのバイデン大統領です。

日本の菅総理やロシアのプーチン大統領など二酸化炭素の主な排出国のほか、4月21日に世界最大の排出国である中国の習近平国家主席が出席すると発表されました。

米中の対立が深まる中、地球規模の課題に向けてどこまで協調できるかが注目ですが、今回の焦点は各国が示す温室効果ガスの削減目標です。

バイデン大統領は参加国に大胆な目標の引き上げを強く促していて、日本も2030年までにこれまでの26%減から40%台ヘ目標を引き上げる方向で調整しています。

なかでも日本と同じ島国のイギリスは2035年までに8割近くも削減すると発表しました。

そのカギを握るイギリスが世界一を誇る再生エネルギーの最前線を取材しました。

住友商事株式会社

住友商事
住友商事はさまざまな事業分野においてグローバルネットワークを活用した事業を展開している大手総合商社です。

イギリス東部、北海に面する港町「ハリッジ」。巨大な国際港が広がります。

ここから取材班が船で出発。波しぶきを上げ進むと・・・

ロンドン支局の中村航記者、

いま沖合に出てから1時間ほど経ちましたが後ろを見ると見渡す限り風力発電の風車が立ち並んでいます。

ギャロパー洋上風力発電所。2018年に稼働を始め、風車56基で353MW、38万世帯分の電気を供給しています。

立地に適した遠浅の海域にはほかにも大型の洋上風力が広がりいわば"風力発電銀座"の様相。

羽を含め風車の高さは180メートル。

そこに住友商事の新納宏一さんがいました。

ビッグベンが100mなので周りの羽はエアバスA380が3機回っているイメージ。

住友商事は三井住友銀行や政策投資銀行と運営するファンドを通じ出資。

コロナ禍で久々に現地を訪れた新納さんは今また新たな動きが・・・

続いて向かったこの海で巨大なプロジェクトが進行していました。

ファイブ エスチュアリーズという隣接する海域でギャロパーと同じ353MWの洋上風力発電所を建設する計画。

ギャロパー発電所に隣接する海域に同じく38万世帯分の洋上風力を新たに建設する計画。

加速する背景には政府の本気度があります。

ジョンソン首相、

10年後には全ての家庭に洋上風力の電力が届けられるようにする。

石油がサウジアラビアの代名詞だが、風力がイギリスの代名詞になる。

政府は2030年までに電力の3分の1以上を洋上風力で賄おうと動いています。今後グリーン産業に1兆8,000億円を投じ、最大25万人の雇用創出を目指しています。

事業者が安心して取り組める制度をつくろうという"真剣さ"が伝わってくる。

今回、厳重なセキュリティが敷かれた発電所心臓部の取材が許されました。

全ての風車を管理するコントロールルーム。24時間体制で電力網への供給をチェック。

そこで監視員が最も神経を尖らせるのが刻々と変わる天候です。

ギャロパー発電所のショーン・チャネリー氏、

監視員はいま何が起きているのか把握している。

風速27m以上と危険なときに風車が止まるなどを確認する。

住友商事はノウハウを蓄積する現地企業と積極的にタッグを組んでいます。

イギリスが発表段階を合わせ3件、ベルギーでは稼働中が3件、フランスでも2件、開発中のプロジェクトがあります。

その先に見据えるのが今後本格化する日本での洋上風力発電。

事業会社のトップは・・・

サミット リニュアブル パワーのクリストフ・メルテンスCEO、

イギリスのような既に立ち上がった巨大な洋上風力市場はすばらしい。

仕組みとして供給網や規模の体制、固定価格買い取り制度もあり新たな事業を始めやすい。

一方、普及のカギを握るのが電力を使う企業や家庭です。

ロンドンのお宅を訪ねました。

ジョン・グッドボディさんは妻と子ども2人の4人暮らし。電力会社から度々メッセージが入ります。

この日は・・・

「4時30分から6時30分に電気が足りない恐れがある。電気自動車の充電器にプラグを入れましょう。」と。

家にある充電設備を使うよう呼びかけるのは振興のエネルギー会社のオボエナジー。

ジョンさんはこのサービスで深夜など電気代が安いときに電気を貯めておけるようになりました。

それが電気自動車を使った蓄電。これをAI(人工知能)が自動で電力会社に売ってくれます。

おかげで電気代は月8,000円ほどマイナスに。

脱酸素の中で電力システムの一部を担っていると感じられる。

このシステムを導入するオボエナジーは2009年創業ながら、すでにイギリスでシェア3位。躍進の理由が100%再生エネルギーのプランです。

そのオボエナジーのオフィスに日本人がいました。三菱商事から出向している塩崎哲也さん。

三菱商事はオボエナジーに20%を出資。目をつけた理由は・・・

顧客とのメンバーシップ。買う人売る人の関係でなく一緒に社会をつくっていく取り組みで非常に進んでいる。

実はイギリスのエネルギー会社への日本企業の出資は増えています。

去年12月、東京ガスが新エネ企業、オクトパスエナジーに200億円の出資を決定。

その先に見据えるのが日本での展開です。

日本はこれから再生エネルギーが増えるし、電気自動車も増えるのでいかに安定して電力を届けるかが注目されていく。

オボの技術と新たなビジネスモデルを展開できると考えている。

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