来週にはゴールデンウィークが始まります。
こちらのカレンダーを見てみると4月30日、そして5月6日、7日、この平日を休みにできれば最長で11連休となります。
都内のホテルでは感染対策を強化したという宿泊プランを用意して集客を図ろうとしています。
しかし3度目の緊急事態宣言の発令が検討される中、戸惑いの声も聞かれます。
株式会社プリンスホテル
[blogcard url="https://www.princehotels.co.jp/"]
去年に続いて新型コロナの感染が広がる中、迎える今年のゴールデンウィーク。街の人はどう過ごそうとしているのでしょうか。
正直あまり予定はなくて、家で過ごそうかな。
実家へ帰省を考えているけどコロナ次第で見合わせも考えないとちょうど相談しているところ。
何も決まってない。遠出はしない。
なるべく密は避けたい。
予定を立てられない、そんな戸惑いや落胆の声が多く聞かれました。
戸惑いを隠せないのは企業側も同じです。
「緊急事態宣言が発令されるかもしれないが?」
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町の芝田尚子総支配人、
お客様の不安は増すばかり。安心安全を担保しながら少しでも楽しんでもらえるようなサービスを提供し発信したい。
ゴールデンウィークに向けてこちらのホテルが準備しているのはホテルにこもれるロングステイプランです。
6泊プランで1室20万円から。
都民を主なターゲットとしていて1室当たり1~2人の少人数での宿泊を想定しています。
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町のチーフコンシェルジュ、桃井忍さん、
他の人と接触しないよう、コンシェルジュが全面サポート。
部屋の特徴は…
ここが開くんですね。ここから外の空気が入って換気することができる。
感染防止対策に役立っている。
希望すればトレーニンググッズを運んでくれ、部屋にこもったまま運動不足が解消できます。
さらに他の人と密にならないホテルの過ごし方をコンシェルジュが提案してくれます。
ホテル内に飾られたおよそ100点のアート作品を巡るツアーやホテル内のバーで利き酒師が厳選した日本酒3種の飲み比べができます。
「売上げの落ち込みをどのように挽回していきたい?」
観光業界が長いトンネルに入っている。下を向いていられない。
新たなプランを発信しながら前を向いて進んでいきたい。
一方、東京郊外では…
大熊智司記者、
駅から徒歩数分のところにある商業施設に隣接するこちらのスペースがキャンプ場の予定地です。
5月1日~5日までの期間限定でオープンする予定のキャンプ場「モリパークキャンプ by 東京マウンテン」。
40組限定で募集したところ応募が殺到。わずか2日で完売しました。
GW限定キャンプを主催する昭和飛行機都市開発の乾由佳さん、
近隣でキャンプを楽しみたいという人がこんなにいるんだと本当に実感した。
三密を避けられる屋外レジャーとして人気が高まるキャンプ。
さらにこのキャンプ場では通常のおよそ3倍の敷地を確保。予約の対象者を家族に限定するなど感染対策を強化しています。
しかし東京都では今週中にも緊急事態宣言を政府に要請することが検討されています。
キャンプ場を営業できるかどうかも不透明な現状について担当者は…
「東京都で緊急事態宣言が出たら?」
すべてのエリアで営業休止を考えないといけない。