[がっちりマンデー] 歌舞伎ビジネスの総本山「松竹」に潜入!儲かりの秘密に迫る!(1)

歌舞伎ビジネスの総本山「松竹」に潜入!儲かりの秘密に迫る!

年商127億円、松竹の歌舞伎ビジネスの裏側に迫りました。

松竹株式会社

突然ですけど皆さん、松竹ってなぜ松竹って呼ぶか知っていますか?

始まりは明治時代、劇場の売店を経営する家庭に生まれた白井松次郎、大竹竹次郎の兄弟は歌舞伎をはじめ映画や舞台を日本でビッグビジネスにしたいと志したことから。

松次郎と竹次郎なので松竹なのです。

いまや歌舞伎の年間観客動員数は130万人。

松竹はいかにして歌舞伎でがっちり儲けているのか相当気になる。

南座

ということでやって来たのは京都の四条通にある南座。

南座は2年前から改修工事のためクローズしていましたが、11月からリニューアルオープン。

舞台の初日となる11月1日は大勢の歌舞伎ファンがぞろぞろ押し寄せています。

めちゃくちゃ楽しみ。

「お目当ての俳優さんは?」

片岡仁左衛門さんです。

東京でも博多でも追いかけています。

ファンを惹きつける歌舞伎の魅力、そしてその儲かりの秘密とは?

儲かる歌舞伎ビジネス(1)芝居がスゴい

伝統芸能、歌舞伎の魅力といえば独特の言葉遣いと美しさとカッコよさを兼ね備えたお芝居。

一体どうやってあのお芝居が出来上がるのか?

お稽古

公演初日の4日前、がっちりマンデースタッフは特別な許可を頂き、劇場内で行わっる歌舞伎のお稽古の撮影に成功。

通路を進むとその現場があるそうなんですが、

後ろ邪魔にならないように!

ピーンと張り詰める空気。

辿り着いたここがお稽古場所?

なんだか劇場内のロビー。

実は南座にはお稽古場がない。

裏方さんたちが舞台のセットの建て込みを行っているときはロビーの絨毯の上にゴザを敷いてお稽古をしているそうなんです。

南座の小園真央さんに初日までのスケジュールに関して伺うと、

最初は附立というお稽古から始まって、総浚い、最後に舞台稽古という順番になります。

なんと歌舞伎のお稽古は3日間で行われるらしい。って短い!

その理由は公演スケジュールにありました。

公演スケジュール

千秋楽はだいたい月末の26日。

劇場の準備や役者さんの移動を考えるとお稽古は多くても4日間。

でも、わずか3日間で初日を迎えられるのか?

素朴な疑問をせっかくの機会なのである歌舞伎俳優さんに直接伺いました。

それは十五代目、片岡仁左衛門さん。

「どうしてこんな短期間でお芝居を完成させられるのですか?」

古典ものは役者がそれぞれ芝居の内容を知っていなければいけない。

元々、心得がなければいけない基本的な動き。

3日間で行うのはお稽古というよりも整理。

俳優さんたちは小さい頃から様々な古典歌舞伎の演目を繰り返し稽古しています。

そのため芝居が体に入っている。

なので短期間で大丈夫。

封印切

取材中のお稽古は古典歌舞伎の演目の一つ、「封印切」というお芝居。

その内容をざっくリ説明すると・・・

恋人の遊女を引き取るために、使ってはいけない幕府のお金に手を出してしまう男の物語。

最大の見せ場は小判の封印を切るシーン。

その稽古を見ていると・・・

仁左衛門さんが途中で、クイッ、クイッ、クイッ。

役者さんの向きを変えたり、

語り手の義太夫さん、

いや、いやぁ。

いやいやぁ、いやぁ~。

義太夫さんの語りのニュアンスを変えたりと様々な指示を出している。

さらには、

せめて。

(こっちに)

演技指導に・・・

歌舞伎では主役が演じるだけでなく演出の役割も担っています。

舞台稽古

3日目の舞台稽古でも、

これ本明かり(本番用照明)?

障子開けてくれるか?2階。

照明スタッフ、

床の間をちょっと照明抑えますか?

抑えたら影が出るのか?

自ら照明を細かくチェック。

そして小道具の位置も。

舞台を客観的に見るために何度も何度も花道を行ったり来たり。

このように主役が演出すると一般的演劇とは違うこんなことが・・・

役者によって演目の演出が変わる。

今回の封印切、これが坂田藤十郎お兄さん、中村鴈治郎さんがやられる封印切とは全然違う。

歌舞伎は主役の俳優さんが違うとお芝居も微妙に違うそうで、コアなお客様にはその違いを楽しむ人がいるんですって。

ここで仁左衛門さんから歌舞伎俳優のビジネス絡みの独特のお話が、

面白いことに歌舞伎役者というのはさ、松竹と契約書を交わしていない。

松竹からは何かあれば対処をしますと言われている。

迫本淳一社長、契約書がないって、それって大丈夫なんですか?

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