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[WBS][コロナクライシス トップの決断]サイゼリヤ流・お客様を戻す秘策![株式会社サイゼリヤ]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

8月の景気ウォッチャー調査で街角の景況感が全体的に上昇した一方でポイントが下落したのが飲食関連です。

外食需要が減る中、各社が生き残りを賭けた戦いを強いられています。

シリーズ企画「コロナクライシス トップの決断」。

今回はファミレス大手「サイゼリヤ」のお客様を呼び戻す独自の戦略について聞きました。

株式会社サイゼリヤ

サイゼリヤトップページ|サイゼリヤ
イタリアンワイン&カフェレストラン サイゼリヤは、毎日の暮らしの豊かさを食を通して提案していきます。

赤と白の熱々ソースが食欲をそそるイタリアンレストラン「サイゼリヤ」で不動の人気を誇るのがミラノ風ドリア。

実は最近、1円値上がりしたことを皆さんはご存知でしょうか。

コロナ禍にもかかわらず安さが魅力のサイゼリヤでなぜ値上げ?

その裏には外食業界で生き残りを懸けるトップの決断が。

「コロナの打撃はあった?」

堀埜一成社長、

ものすごくあった。

100億近い利益があったのがドカンとマイナスになる。

それくらいの衝撃があった。

1967年創業。低価格を武器に国内外に出店を広げ、今では1,500店舗まで拡大したサイゼリヤ。

しかし去年9月から今年5月までの決算は営業損益が上場依頼初めての赤字に。

先月の売上げも去年より3割落ち込んでいます。

逆境の中、トップが下した決断は・・・

雇用を守ろうということ。

そのためにいろんなことをやっていかなくてはならない。

「具体的にどういうことを?」

まずはお客様に来てもらわないと雇用は守れないので。

感染のリスク、恐怖をなくないと絶対に来ない。

新型コロナの感染を防ぎ、お客様を呼び込むためのサイゼリヤの一手。それが、

食べながらしゃべれる。

「しゃべれるくん」

半分に折った自分のマスクにこの紙を被せるように装着すればマスクをしたまま食事ができる仕組みです。

一番簡単なやり方は手で上げるんです。

そうすると飲めるんです。

形が残るのでスッとおさえる。

飛沫をブロックするはず。

そしてもう一つの取り組みが先ほどお伝えしたミラノ風ドリアの値上げに見られる料理の価格改定です。

これまで多くのメニューの端数は99円でした。

499円だったピザが500円に。

これってもしかして便乗値上げでは?

パッと見た時にレジが「密」になっていた。

時間かかっているし、会話が発生しているし、たくさん小銭出しているなと。

だから減らそうと。

「社員とお客様から値上げの反発は?」

何にもなかった。びっくりした。

1円でお客様の安全を守る感染対策だったのです。

店員の作業効率も予想以上にアップしたといいます。

レストラン事業はベースは「来てください」。

来店して精神的な安定を持って帰ってもらうのが使命。

店内での感染対策を徹底しているだけではありません。

堀埜社長がこの日訪ねたのはカフェ リフレスカ明治座前店。

フレンチトーストが名物のファーストフード店ですが実はサイゼリヤが別業態で手掛けているのです。

こうした新たな業態で狙うのはカバーしきれていなかったテイクアウト事業の拡大。

パンデミックを想定するとデリバリーもテイクアウトもやらなくてはいけない。

まずはデリバリー。

高い。デリバリーって。

サイゼリヤ店内でミラノ風ドリアは300円だが宅配だと倍くらいになる。

デリバリーとテイクアウトは専門の業態を作るべき。

それがファーストフード。

安心を売りにしたレストランとテイクアウトとデリバリーに特化したファーストフード店。この二刀流で再起を図る狙いです。

「日本経済の回復の軌道は?」

何を言っても当たらない。分からない。

経営者としては必ず最悪を想定する。

想定するのは回復が見込まれない最悪の状況。

その中で堀埜社長が掲げる戦略は、

戦略というか「安心感」。

安心感をどう持ってもらえるかが一番必要なこと。

それを見るパロメーターはファミリー。

ファミリー客がごそっと戻ってくる際、どういう戻り方をするのか、どこから戻ってくるかを見ていけば何かヒントが出る。

早くお客様が安心できるものにしていく。

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