Whityうめだ
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大阪駅前、ここ梅田にも儲かる地下街があるらしい。
この周辺の地下を地図で見てみると、縦、横、斜めに地下が広がっていて大阪梅田地下王国と呼ばれることもあります。
がっちりマンデーが注目した地下街が「Whityうめだ」。
ここだけ見ても形がヘン、周りのビルの地下フロアとつながっていて、スゴイことになっているような。
「Whityうめだ」の中心部、1日中、人の往来が多く賑わっているらしい…。
東京の地下街より50cmくらい天井が低いかな?
とりあえず歩いてみると、似たような光景がどの通路を通ってもあります。
この迷う感覚こそ、「Whityうめだ」最大の特徴なんです。
案内書
真ん中あたりにある案内所では、
この道をこのまま進んでいただきます。最初の角を左ですね。
道案内に大忙し。
愛知県から初めて「Whityうめだ」に来たお兄さんは
同じような道が多いんで、ここもう1回通ったかな…。けっこう迷っちゃいます。
なんでも案内所で道を尋ねる人は1日に400人もいるんだとか。
迷路みたいな地下街
どうして、こんあ迷路みたいな地下街になったのか?
大阪地下街株式会社の北営業所、大森哲志さんによると
JR大阪駅が市街地に対して斜めに作られましたので、地下街というのは道路の下に作られるんですけども、その関係で地上の道路が碁盤目状にならなかった。
そもそもの原因はJR大阪駅。
敷地の都合で駅と線路が斜めに入ってきたせいで、それまでにあった縦横の道路と変則的に交差するカタチで道が作られました。
だから、その道路の下に作られた地下街も斜め、三叉路、四差路、五差路となんでもありに。
さらに、ここに阪急線、阪神線、地下鉄御堂筋線、谷町線と次々に路線が乗り入れてきたので梅田地下迷路になったそうです。
メインターゲット
朝の8時過ぎ、「Whityうめだ」の地下街は通勤の乗り換え客でゴッタ返します。
阪急梅田駅から御堂筋線梅田駅や、阪神梅田駅から谷町線東梅田駅とかがあり、「Whityうめだ」がメインターゲットにしているお客様は外からの観光客ではなく、地元大阪の乗り換え客なんです。
いつも乗り換えに使っている大阪人には地下迷路でも何でもなく、なにわのお姉さんによると
慣れれば大丈夫ですよ、1回道を覚えてしまえば、大体のところには辿り着けます。
なんですって。
老舗店
「Whityうめだ」には、地元大阪人に愛される老舗がたくさんあって、
Whityうめだには今、お店が180くらいありますが、開業の昭和38年から契約のお店は40店舗くらいある。老舗が多い。
テナントの入れ替えが激しいこのご時世で、「Whityうめだ」は年に4~5軒しか入れ替わりがありません。
阪急梅田駅から「Whityうめだ」の中心部に向かう途中が開業時からのお店が集まる儲かり老舗ストリートです。
開業以来53年の老舗はとんかつの「とんかつ豚晴」、その向かいが焼き鳥の「むさし乃」、おでんの「たこ梅」に、立ち飲み屋の赤垣屋、串かつの「松葉」に、そば・うどんの「家族亭」。
ゆかり
お好み焼きの「ゆかり」では、お好み焼きの上にたっぷりのネギに、マヨネーズをトッピングした「ネギマヨ豚焼き(1,110円)」が大阪人のソウルフード。
株式会社ゆかりの山下真明社長によると
月に900~1200万円くらいは売ってくれますね。
絶対に出ていきたくない?
絶対ダメです。絶対ここは死守します。
続いては、きしめんの「あまの」に、ちょっと歩いて鳥料理の「正起屋」。
ヨネヤ
その向かいの串かつ「ヨネヤ」に入ってみると、お昼から飲んでいるお客様が…。
乗り換えのお客様でもサクッと飲んで食べられる「生ビール付き串かつ5本セット(980円)」が大人気とか。
大星真一店長によると
梅田は地下で乗り換えが済むので、人通りが多くてお客さんの数も多い。
テーブル席も夕方5時には満席、って仕事しています?
梅田の地下王国は大阪人による、大阪人のためのがっちりな地下街です。
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