[WBS] 2020年東京五輪導入目指す!まるでスタジアム観戦!?

ワールドビジネスサテライト(WBS)

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた様々な動きをお伝えするROAD TO TOKYO。

最近、競技映像を様々な視点で見る試みがなされているのですが、2020年に向けて技術の開発がさらに急ピッチで進んでいます。

スポーツ観戦のエンターテイメント性をより一層高める技術を取材しました。

株式会社NTTドコモ

11月26日に開催されたNTTによる研究開発成果の展示会「NTT R&Dフォーラム2018(秋)」。

AI(人工知能)やIoTに関する技術などが公開されました。

その中でも特に注目を集めていたのが・・・

星佑紀記者、

こちらでは男性がジャグリングをしているんですが、少し先に進んだ所に大きな装置があります。

ガラスの向こう側を見ると先程の男性の姿が映し出されているのが分かります。

さらにこの装置の横側を見ますと映し出されているのは男性の側面です。

人物や空間を離れた場所にリアルタイムで再現する通信技術。

最大の特徴は被写体を前後左右から見られることと奥行きの表現を可能にしたことです。

NTTサービスエボリューション研究所の長尾慈郎研究主任は、

以前から現実感を持った表現を研究しているが、今回は3次元の位置情報をリアルタイムで処理できるようになった。

今回は被写体を天井近くに設置した複数のカメラ撮影。同時に赤外線レーザーを使ったセンサーで被写体の位置を計測しています。

カメラの位置や傾き具合も考慮し3次元情報を補正することで被写体が前に出たり、後ろに下がったりといった臨場感ある動きも表現できるのだといいます。

さらに様々な角度から被写体を捉えることで、まるでスタジアムやコートを囲むように競技を観戦することができるのです。

2020年のオリンピック・パラリンピックで使ってもらうことを目指して研究開発を進めている。

特定の競技は決まっていないが日本の感動を世界中に届けたい。

富士通株式会社

一方、富士通では・・・

11月25日まで行われた全日本体操団体選手権。

リオデジャネイロオリンピック団体総合で金メダルに輝いた白井健三選手も出場しました。

この大会でデータを集めていたのが・・・

富士通のスポーツ・文化イベントビジネス推進本部の藤原英則統括部長、

あちらにあるのが富士通で開発している3Dレーザーセンサーになる。

あん馬の周囲には4台の3Dレーザーセンサーを設置していて、それぞれのセンサーから1秒間に約200万回のレーザーを照射して体をスキャンしている。

富士通が開発したシステムではスキャンしたデータを瞬時に3次元の画像に変換することができます。

例えばあん馬での倒立の場合、手から足先までの角度が15度未満でないといけませんが、競技のスピードが早いため見逃すことが・・・

このシステムの導入により、様々な角度から競技の様子を見られるので審判は正確な採点が出来るようになります。

採点だけでなく、選手も技の正確さを磨くために普段の練習でこのシステムを使えるといいます。

選手に質の高いトレーニングを提供できる意味では幅広く価値を提供できる。

将来的には見る人に競技をより楽しんでもらうため、リアルタイムで観客のスマートフォンに解説などを提供することも考えています。

リアルタイムで見ていけば体操競技はもっと分かりやすくなる。

近い将来、観客に提供できるように作っている。