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[WBS] ニトリ参戦 島忠買収合戦!高額TOBも”お値段以上”?[株式会社ニトリホールディングス]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

家具・日用品大手のニトリホールディングスが10月29日、ホームセンター大手の島忠のTOB(株式公開買い付け)の実施を来月にも開始すると正式に発表しました。

すでにTOBを実施しているDCMホールディングスに待ったをかけた形です。

なぜ今、ニトリが島忠を買収するのか、そしてあの大株主はどう受けているのか、当事者たちがWBSの単独インタビューに応えました。

株式会社ニトリホールディングス

ニトリホールディングス
ニトリホールディングスのWebサイトです。ニトリグループを紹介するスペシャルコンテンツ、会社情報、IR情報、CSR情報、採用情報などを掲載しています。

ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長、

当社は大きな決断をした。

島忠のTOB=株式公開買い付けを実施していく予定。

ホームセンターの島忠の買収を巡っては同じ業界のDCMホールディングスがTOBを実施するとすでに発表しています。

DCMの公開価格は1株4,200円です。

そして10月29日にニトリが提示した価格はそれを大きく上回る5,500円。11月中旬の買付開始を目指します。

「ホームセンター事業に参入、勝算は?」

勝算はある。これを足掛かりに拡大するチャンスがある。

目標は1,000店、2,000店、海外を含めて、それは変わらない。

島忠と一緒にやっていけるなら非常に心強い。

家具業界で首位を走るニトリ。商品のおよそ9割がプライベートブランドで売上高は6,422億円にも上ります。

全国にある554店舗のうち4分の1にあたる143店舗を首都圏の一都三県に構えます。

一方、島忠は店舗数は60ですが9割にあたる55店舗が一都三県に集中していて首都圏での売上を伸ばしたいニトリにとって魅力的な存在だったといえます。

島忠は関東の立地が多い。いい場所に立地していてうらやましい面もたくさんあった。

株式会社島忠

家具・ホームセンターの島忠・HOME'S(ホームズ) シマホ
関東・関西を中心に家具専門店・ホームセンター「島忠(Shimachu)」、「HOME'S」を展開する島忠の店舗情報や企業情報、オンラインショッピング「シマホネット」をご案内しています。

その島忠の創業者の名前は島村忠太郎。

明治23年、島村箪笥製造所からスタートしました。

島忠はホームセンターのホームズを中心に展開し、売上高1,535億円にのぼる企業へと成長を遂げました。

売り場を覗くとDIYで使う木材や塗料の他、床を張り替えるシートなども並びます。

そして上のフロアには家具が並んでいました。

フランスベッドのセミダブルはおよそ92万円です。

島忠の家具はすべて国内外の家具メーカーから仕入れたもので、自社のプライベートブランドはありません。

私たちの家具はポピュラープライスだが、島忠は少し上のクラス。

上のクラスも扱ってみたい。

”お値段以上の島忠”と日本の方々に喜ばれるのでは。

DCMホーマック株式会社

DCMグループ総合情報サイト l DCMホールディングス
全国に広がる店舗網(DCMカーマ、DCMダイキ、DCMホーマック、DCMサンワ、DCMくろがねや、ケーヨーデイツー)を持つホームセンターグループです。園芸、DIY、ペット、レジャー、日用品などの商品や、くらしを快適にするヒントとノウハウを提供。

一方、ライバルは・・・

坂本透記者、

今後ニトリと島忠争奪戦を繰り広げるのがホーマックなどのホームセンターを展開するDCMホールディングスです。

DCMホーマックなどのホームセンターを全国に6710店舗以上展開し、売上高4,300億円を誇ります。

新型コロナによる巣ごもり需要の拡大を受け、DIY関連の商品も好調。

プライベートブランドにも力を入れていて高枝用の電動ノコギリなども自社で開発しています。

島忠争奪戦の勃発についてお客様は・・・

買う方としては便利になればどこと付こうが、離れようがどっちでもいい。

DCMはそもそもカーマ、ダイキ、ホーマックの3つのホームセンターが2005年に経営統合してできた会社。

ホームセンターの市場規模が頭打ちとなる中、各地に乱立していたホームセンターを吸収し、業界2位となる連合企業に成長しました。

そして今回、島忠を買収し、業界1位を目指そうとしていましたが、ここにきて突如潤沢な資本を持つニトリが参戦してきた形です。

専門家は島忠の経営陣が引き続きDCM側を支持する可能性を指摘します。

auカブコム証券の投資情報室、河合達憲室長、

島忠の経営者の立場ならニトリに完全に飲み込まれると思いがち。

DCMとならうまく協業して自社の弱いところを補ってくれるし、自分たちも今後の経営に参画できる。

DCMの関係者は10月29日、WBSの取材に対しこう語りました。

ニトリはDCMが絶対出せない金額を出してきた。価格が高すぎる。

DCMが提示したのは1株4,200円。ニトリはそれを大きく上回る5,500円で買収総額は2,140億円に上ります。

勝つためにはDCMは価格を引き上げる必要がありますが・・・

うちは価格を引き上げることも期間を再設定することもしない。

最後までやるだけ。うちは愚直な会社なんです。

一方、ニトリの記者会見が終わった1時間後、渦中の島忠がコメントを発表。

ニトリの開示内容を精査したうえ、DCMのほか、ニトリとも誠実に協議を行い、改めて見解を公表する。

会見を終えたニトリの白井俊之社長がWBSの単独インタビューに応じました。

「島忠側のコメントを見たか?」

ここに来る途中で見た。

非常に誠実に対応してもらっている。

早い時間、スピードを持って、すぐに情報を出してもらい感謝している。

DCM関係者が買取価格を引き上げないと話していることを伝えると・・・

「勝算は高まったか?」

勝ち負けというか。

われわれが願っている形で動いてもらえればいい。

「DCMにも買収の興味はあるか?」

そこまでは考えていません。

最後にこの人はどう見ているのでしょうか?

島忠の大株主である投資会社を実質率いている村上世彰氏。

DCMによる島忠の買取価格を安すぎると批判してきいました。

株主にとって公開買い付けで全部買い取りたいというときは株主に「出て行け」と言われている。

すると価格以外にコメントできる要素はない。

価格競争がきちんと起きたことは本当にうれしい。

ニトリが大英断して、手を挙げてくれた。

周りから見たら敵対的だと言われるかもしれない。

一度、会社を100%売りに出すなら価格以外で株主に報いる方法はない。

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