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[WBS] 任天堂営業赤字!それでも強気のワケ!

2016年10月27日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

任天堂株式会社

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今月、新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の発売を明らかにした任天堂株式会社。

10月26日に発表した4月期から9月期の決算は?

古川俊太郎常務執行役員は

売上総利益が減少したため、59億円の営業損失となった。

円高が進んだことや、ゲームソフトのヒット作品が乏しかったことが影響し、営業損益が赤字に転落。

スマートフォン向けのゲーム「ポケモンGO」のライセンス収入やアメリカ、メジャーリーグのシアトル・マリナーズ株式売却が純利益を押し上げたものの本業の稼ぐ力はいまだ不十分です。

それでも会見では強気な発言が。

君島達巳社長は

今後、スマートフォンなどスマートデバイスに我々のソフトを出していくことで、今まで期待していたビジネスは大きく広げていけるのでは。

Apple

アメリカのアップルと組んで12月に世界で配信するスーパーマリオラン。

自社で初めて手がけるスマートフォンゲームが若いファンの獲得に貢献すると期待しています。

ニンテンドークラシックミニ

さらに、あの伝説のヒット商品も。

ファミリーコンピュータを復刻したニンテンドークラシックミニです。

ビッグカメラ有楽町店の藤野浩介主任は

1周間ちょっとで初回予約が終了した。今後も期待できる。

「ニンテンドースイッチ」の発売に備えて、ゲームから離れている30代以上にも自社のゲームやキャラクターに触れる機会を増やす考えです。

専門家

ゲーム業界に詳しい専門家は任天堂株式会社がまだ「ニンテンドースイッチ」の全貌を明らかにしていないと話します。

株式会社KADOKAWAのファミ通グループ代表、浜村弘一取締役は

Wiiが発表されたときはハードしか発表されず、コントローラは隠していた。今見せているのはおそらく半分くらい。おそらく、すごく核心に触れる部分はこれから発表されると思う。今の段階でスイッチを判断するのは早いと思う。

君島達巳社長

君島達巳社長は

面白い新しいものができたなと思っているし、きっと皆さんにも受け入れられる。

2017年は任天堂株式会社にとって完全復活の年になるのでしょうか?

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