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[WBS][街ノベーション]モータースポーツの街 トヨタの狙いは?[トヨタ自動車株式会社]

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街をつくる、生まれ変わらせる、新たな取り組みを追うシリーズ「街ノベーション」。今回は日本最大のサーキット場を持つ静岡県のある街です。観光客の減少に苦しむ街を生まれ変わらせようとするトヨタグループの挑戦を追いました。

トヨタがつくる!?"サーキットの街"

静岡県小山町。富士山の麓にあるサーキットのすぐ横に10月7日にオープンするのが「富士スピードウェイホテル」です。

このホテルの目玉が…

富士スピードウェイホテル
スタッフ

サーキットを間近で感じられる部屋になっている。

ベランダからサーキット全体を見渡すことができます。

ホテルを運営するのはトヨタグループ。車のプラモデルを意識したアメニティグッズのほか、プロが使用する本格的なドライブシミュレーターが体験できるなど、モータースポーツファンの心をくすぐる仕掛けが施されています。

1階・2階には国産車として初めて世界選手権に参加した日産のラリー車、トヨタの初期のレーシングカーやホンダのF1カーなどがずらり。メーカーの垣根を超えたモータースポーツの歴史を学べる施設です。

富士モータースポーツミュージアム
布垣直昭館長

これから日本の自動車産業をもっと盛り上げていくために、ここがモータースポーツを起点とした文化の発信拠点になればいい。

さらにトヨタはこの施設をきっかけにこれまで車に興味のなかった若者や女性など新しいファン層の獲得を狙っています。

目の前に富士山を眺望できるレストラン。

藤田拓也記者

軽食をいただきます。
トマトの甘さとハムのしょっぱさがとても合います。

こちらは小山町で栽培されたアメーラトマトを使った前菜料理。アメーラとは静岡の方言で「甘い」という意味で糖度が高いのが特徴です。

ほかにもサーモンやとろろなど地元の食材にこだわった料理を用意。

さらに室内プールやスパなどモータースポーツに興味がない人ほど楽しめるアクティビティを充実させています。

富士モータースポーツミュージアム
布垣直昭館長

この施設が多くの人が楽しむ場として新しい発展を遂げられたらと思う。

トヨタの描く未来都市

将来的にはこんなプランも。1回およそ10分足らずでサーキット周辺の道路を遊覧飛行する計画です。

このホテルを皮切りにサーキットを中心とした体験型複合施設「富士モータースポーツフォレスト」の整備を進めています。

そして連携を視野に入れているのが同じ静岡県内で建設が進む自動運転などの実験都市「ウーブン・シティ」です。

富士モータースポーツミュージアム
布垣直昭館長

サーキットを自動運転の車で回ることもできるかも。
一般の人がより接する機会になるのはここかもしれない。
そういう意味では面白い場になるのではと思う。

トヨタの街づくりを自治体も後押ししています。

2023年度には新東名高速道路の小山スマートICがサーキットから車で5分のところに開通予定。都心からのアクセス向上が期待されています。

官民一体の開発に小山町は…

小山町
池谷晴一町長

観光交流客も最近はコロナの影響もあり減っている。
観光交流客を増やして産業振興につなげたい。

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