UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE'S
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東京・銀座にあるオーダーメードの紳士服店、UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE'S。
経営母体は紳士服業界1位の青山商事株式会社です。
体のサイズを測り終えた記者の前に店員が立ちます。
手にはタブレット。タブレットを持ったまま、ゆっくりとお客様の周りを回っていきます。
こういったかたちで撮影した。
タブレットには記者の頭の部分が3D画像として記録されていました。
実はこれ、オーダースーツを作るときの煩わしさを解消する切り札です。
タブレットの中に自分の分身を作り、画面右に表示されたスーツの柄を選んでタッチすると一瞬で服の柄が変わります。
自分の顔と服のデザインのバランスを3Dで確かめることができるのです。
青山商事株式会社の田路哲也さんは、
これまでのオーダーメードは仕上がりまでのイメージが分かりづらい。このシステムを使えば注文段階から自分に合うのか、デザインはどうかなどリアルに確認できる。
青山商事株式会社は独自開発した、このシステムを2016年2月から店に導入。
オーダースーツを3万9,000円から販売し、特に20代の若い客層に好評だといいます。
若いお客様や初めてオーダースーツを体験するお客様が秋からすごく増えている。
株式会社AOKIホールディングス
[blogcard url="https://www.aoki-style.com/"]
業界2位の株式会社AOKIホールディングスも負けていません。
店内の一角にあるコーナー「THE TSILOR SHOP AOKI」。
中に入るとオーダースーツ専門のコーナーになっています。
こちらでは、あらゆる体型のお客様に合わせるため10種類の型が用意されていて、生地も350種類以上の中から選ぶことが可能です。
選んだ生地を使ったスーツの仕上がりはタブレット端末ですぐに確認することができます。
価格は4万9,000円から。
11月8日から全国のAOKI、約560店舗で展開予定です。
株式会社AOKIホールディングスの青木彰宏社長は
オーダースーツがリーズナブルな価格で買えるようになったので、私だけの1着を作りたいと思ったときに意外と作ってみたら「簡単だった」「いいじゃん」「フィット感もある」。そういう流れっていうのは市場としてあると思う。
また20代の若い客にオーダースーツが人気を得ている理由について、
20代のお客様は自分が手を加える過程を楽しむ、そういう世代だと思っている。パーソナルオーダーがハマっている。