スポンサーリンク

[WBS] [白熱!ランキング]出生率アップの”秘策”は・・・[株式会社日本経済新聞社]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

去年、2020年の出生率は1.34と5年連続の低下となりました。

その一方で出生率が上昇している街もあります。一体なぜなのか、その理由を取材しました。

今回の白熱ランキングです。

株式会社日本経済新聞社

日本経済新聞
日本経済新聞の電子版。日経や日経BPの提供する経済、企業、国際、政治、マーケット、情報・通信、社会など各分野のニュース。ビジネス、マネー、IT、スポーツ、住宅、キャリアなどの専門情報も満載。

保育園の数がコンビニより多い街。

子ども1人に200万円以上。

ここで生活して子どもたちを育てたい。

どんなアイデアで出生率を上昇させたのか。

日経電子版「データで読む地域再生」より関東と山梨で出生率を上昇させた街をランキング。

8位~10位

まずは8位から10位。

8位 東京・武蔵野市 出生率 0.81→1.16
9位

埼玉・宮代町

出生率 1.07→1.40
10位 東京・文京区 出生率 0.80→1.12
10位 千葉・流山市 出生率 1.26→1.58

千葉・流山市

番組が注目したのは千葉県流山市。

東京からおよそ20キロメートル。人口増加率は全国で常に上位。

実はこの街、なんとコンビニの数よりも保育園が多いのです。

その数91、なぜこんなに保育園が多いのか。

市長に聞いてみると・・・

流山市の井崎義治市長。

つくばエキスプレスができて都心へのアクセスが良くなるので「共働き子育て世代」は流山市を選んでくれるだろうと。

仕事をしながら子育てをしやすい環境をつくることが最も重要。

2005年に開通したつくばエクスプレス。

実は開通時の沿線開発費の市の負担は当時の税収のおよそ3倍の600億円。

人を呼び込めなければ市の財政を直撃する。そこでターゲットにしたのが子育て世代でした。

保育園が多くて充実しているので住みやすくていい。

毎年、保育園をおよそ10ヵ所ずつ増やし続け、保育士確保のために最大6万7,000円の家賃補助や毎月給与とは別に流山市が最大4万3,000円を支給しています。

取り組みの結果、市の調査では92%の人が今後も住み続けたいと回答しました。

4位~5位

続いては4位まで。

4位 山梨・忍野村 出生率 1.65→2.06
5位

埼玉・志木市

出生率 1.15→1.54
5位 茨城・つくばみらい市 出生率 1.26→1.65
5位 東京・千代田区 出生率 0.89→1.28

山梨・忍野村

4位の山梨県忍野村とは。

東京からおよそ85キロ、人口およそ9,700人。

忍野八海という世界遺産で知られていますが、富士山を望むこの小さな村がなぜ出生率を上げたのか。

村のはずれの森を進んでいくと次々と巨大な建物が現れました。これは一体・・・

実は全てファナックという世界有数の産業用ロボットメーカーの建物。

1980年、忍野村が工場を誘致。

その後、ファナックは成長を続け敷地を東京ドーム38個分に広げ、本社がこの村に移転しました。

従業員と家族を合わせおよそ2,500人が居住。

このファナックの存在が出生率アップのきっかけとなったのです。

忍野村役場企画課、米山卓也課長。

村にとっては非常に大きな税収。ファナックの財源と併せて独自の施策を展開。

最も力を入れているのが子育て支援。

給食費は小中学校、医療費は高校までが無料。

そしてもう一つが村での定住化策。

4年前、家を新築した伊藤瞳さん。

家を建てる決め手となったのが・・・

忍野村から100万円もらった。

家を建てるときに助成金の100万円で背中を押してもらえた。

新築で100万円、リフォームで最大200万円を補助。移住者も増えています。

1位~3位

いよいよトップ3。

1位 東京・日の出町 出生率 1.02→1.59
2位

東京・港区

出生率 0.90→1.39
3位 東京・中央区 出生率 0.91→1.39

東京・日の出町

1位に輝いたのは東京都日の出町です。

東京の西側の山間に位置する日の出町。

駅もない自然豊かな町がなぜ出生率を上げたのか。

この町で子育てをしている三浦恵美さん。

この日は夕食の買い物。支払いに使ったのは日の出町が子育て支援のために配布しているクーポンです。

いろいろ支援してもらえるので、ここで子どもたちを育てたい。

日の出町はクーポン券や現金を高校卒業まで毎月1人1万円、合計最大で216万円支給。

さらに医療費は高校まで無料。

また相場よりは割安な子育て世代向けの町営住宅の整備など15年前から次世代育成プログラムを推し進めてきました。

日の出町役場子育て福祉課、野口孝博課長。

町民が「もう1人生んでみよう」と思ってもらうためにつくった制度。

その結果、子育て世代が増加し、出生率の増加幅は全国でもトップになったのです。

将来、子どもも日の出町に住んでほしい。

ずっと住んでいたい。

出生率を上げるさまざまな取り組み。自治体の挑戦は続きます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました