[がっちりマンデー] 儲かる「箱ビジネス」!(2)

儲かる「箱ビジネス」!

中津川包装工業株式会社

次にやって来たのは愛知県春日井市にある中津川包装工業って会社。

でも社名よりもでっかく表示されているのが「ナビエース」!

トラックの荷台にも全部ナビエースって書かれている!

なんでも箱の業界では超有名らしいんですが、正直聞いたことない・・・

ナビエース

あの、ナビエースって何なんですか?

営業本部の暮石達哉さん、

当社一押し商品の通常の段ボールよりはるかに強い強化段ボール「ナビエース」。

そう、ナビエースは見た目は普通の段ボールとまったく同じだけど、その強さが桁外れの段ボールなんだとか!

普通の段ボールを折り曲げてみると・・・

まぁ簡単に曲がるけど、ナビエースは確かに強い!

300キロの鉄球を同じ高さから落としてみるとご覧の通り、ナビエースは大丈夫。

一体何が違うのか?

当社のナビエースはナミナミ部分(中芯)を特殊なシートで作っております。

なんでも、このナミナミ部分が高熱を加えることで硬くなる特注の紙で作られているから、普通の段ボールの1.8倍の強度があるんですって!

そんな強いナビエースで作られた箱は、

重量物用にナビエースを使用しています。

そう、以前は木箱じゃないとダメだった「重いもの」を運ぶための箱に使われているんです。

例えば、このデッカイ箱には産業用の無人ヘリコプターが入っている。

ナビエースの箱は木箱と比べると重さは3分の1、お値段も3割は安くなるんですって!

そしてこの箱は・・・

今までの包装の常識を超えた入れ方になっております。

何を入れるかというと「椅子」。

椅子

これまでは1個の箱に6脚しか入らなかったけど、ナビエースの箱はこの部分に椅子を重ねられる支えがあるから斜めにした状態でどんどんどんどん乗せて計40脚、150kgにもなる椅子が積み上がりました。

以前は40脚の椅子を積み込もうとすると7箱分のスペースが必要だったけど、ナビエースなら超効率的。

コンテナの大きさにもっとも効率よく入る寸法で設計をしております。

コンテナ入るサイズで作られているってワケ!

ヤマハ掛川工場

このナビエースじゃないとどうしても運べない重いものがあるって聞いて・・・

やって来たのは静岡県掛川市にあるヤマハの工場。

おっアップライトピアノ。

そう、箱に入れられる重いものはピアノ!

以前は木箱に入れて運ぶしかなかったピアノが最強の段ボール、ナビエースの箱でならOKってこと!

「普通の段ボールだとダメ?!」

ヤマハ掛川工場のピアノ生産部、名倉義夫さん、

輸出便に関してはピアノの上に重ねる形になるのでナビエースじゃないとだめ。

コンテナに積み込む時、ピアノといえども2段、3段に重ねるのは当たり前。

だからナビエースじゃないとダメなんです!

全面のここがポケットになっていて椅子まで収納できちゃう。

頭いい!

さらにはピアノのような海外にも輸出するものの場合、木箱からダンボール箱に変えることでもう1つ大きなメリットがあるのです!

それが検疫!

輸出する時、木箱だと中に虫などが付いていないか検疫を受ける必要がある。つまり時間も手間もかかる。

でもダンボール箱なら検疫なしでOK!

グッと効率が上がるってワケ!

ヤマハではグランドピアノもナビエースで梱包。

1日にアップライトピアノ70台、グランドピアノ30台が出荷され、その半数以上が海外向けなんですって!

ナビエースプラス

そして中津川包装工業が満を持して開発した商品がもう一つ。

こちらが新製品のナビエースプラスです。

さらに強くなりました!

なんでも中芯だけでなく表面の紙にも特注の素材を使用した一品で普通の段ボールの2.4倍の強さを実現したんだとか!

その使い道はさらに重い車のエンジンや産業用ロボットの梱包ってかなり儲かりそう!

ナビエースの売上げは年間35億円!

この先も木箱からどんどん置き換わるのは間違いなしってことで、

中津川包装工業はナビエースでがっちり!

いきそうだ!