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[WBS] 地価上昇の小さな町!暮らしたい3つの理由!

2019年9月19日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

都内の住宅地は中央から周辺部へと地価上昇の動きが広まっていますが、一方で地方では住宅地の地価は下落が続いています。そうした中でありながら地方でも地価が上昇し続ける町が静岡にありました。その秘密を探りました。

長泉町

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新幹線が停車する静岡の三島駅。

駅からほど近い長泉町に夫と娘の3人で住む惣樂真実さんです。

案内してくれたのが、

今2世帯住宅を建てている。

主人の両親と一緒に完全分離住宅で住む。

惣樂さん、いま長泉町に戸建住宅を建てています。

この長泉町は25年連続で人口が増加し、それに伴い地価も上昇しています。

静岡市や浜松市など地価が下がる場所が多い中、長泉町は隣の三島市よりも高い0.6%と県内でトップとなりました。

秘密の1つが惣樂さんの新しい家にも。

3世代同居の補助金がある。最大100万円。

補助金の条件は2世帯のどちらかが町の外から引っ越してくることと、孫もいて3世代で住むことです。

長泉町では他にも子どもに対する医療費や保育料の補助を全国に先駆けて充実させてきました。

人気の理由はほかにも。

惣樂さんの夫、剛久さん。

「働いている場所?」

東京の日本橋。三島駅から新幹線で。

通勤時間はドアツードアで1時間30分ほど。

新幹線の定期券は毎月およそ9万円かかりますが、ほとんど会社が出してくれるといいます。

こうした利便性もあり、長泉町への転入者のうち首都圏からの割合は2割に上っています。

長泉町の企画財政課、川口正晴課長は、

できるだけ街に住む続けてもらうことを念頭に取り組みたい。

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