[WBS][ロングセラー研究所] ごはんですよ!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

発売からおよそ半世紀経った今でもなお人気のあのごはんのお供。

ロングセラーの秘密に迫ります。

株式会社桃屋

オイルショックで主婦たちがトイレットペーパーなどの物資を買い集めた1973年。

この年、誰もが知っているある食品が誕生しました。

子供のころから食べている。

白いご飯と言えばごはんですよ!

発売から46年。いまも日本の食卓を飾るロングセラー商品の秘密に迫ります。

ごはんですよ!

ごはんですよ!を作っているのが創業99年の桃屋。

ラー油などの食べる調味料やザーサイなどを販売し、売上高は124億円になる老舗食品会社です。

その中でもごはんですよ!は売上No.1の看板商品です。

桃屋の松坂工場。

ごはんですよ!の原料がこの青さのり。

海で育つ海苔にはどうしても異物が混入してしまいます。

この工場では機械では取り切れない小さな異物を人の手で徹底的に取り除いています。

取っていたのは数ミリほどの小さな海藻。

食べられるものだが、炊いてもやわらかくならない。

そして洗浄された海苔は醤油をベースとした秘伝の調味料とともに煮込み、ごはんですよ!が作られているのです。

桃屋の小出雄二社長、

お客様には桃屋よりもごはんですよ!の名前の方が有名。

三木のり平さん

ごはんですよ!をここまで有名にしたのがこのキャラクター。

俳優、三木のり平さんをモチーフにしたアニメーションCMです。これまで400作品以上作られてきました。このCMがごはんですよ!の人気を不動のものとしました。

江戸むらさき

実は桃屋ではもう一つ海苔の佃煮を販売しています。「江戸むらさき」です。

桃屋が初めて作った海苔の佃煮です。戦後、食料が少ない中、本醸造の醤油などを使いヒット商品となりました。

しかし、

売れているのが関東中心だった。もっと全国的に自社のノリの佃煮を広めたい。

新商品は子供でも食べやすいように甘みを加え、トロッとした食感を実現しました。

ところが難航したのが商品名。

新商品には親しみやすい名前が必要だ。

当時社長だった小出孝之氏は子供から大人まで親しみやすい新たな商品名を日夜考え続けていました。

そんな時、

ごはんですよ!

きっかけとなったのが妻の一声。このネーミングが受けてごはんですよ!は大ヒット。

それ以来、桃屋の看板商品となりました。

アレンジレシピ

そして現在、桃屋が力を入れているのが・・・

ごはんですよ!の試食販売です。しかし、作っていたのはチャーハン?

「ごはんですよ!の試食販売?」

桃屋の首都圏営業部、山田元信さん、

ごはんですよ!でチャーハンを作っているところ。

調理していたのはごはんですよ!で味付けしたチャーハン。実はいま、調味料として活用したアレンジレシピの紹介に力を入れています。

おいしい。

「ママのとどっちがおいしい?」

こっち。

チャーハンは思いつかなかった。

こうした販売戦略などによって桃屋の業績は5期連続で増収増益を続けています。

ロングセラーの極意

発売からもうすぐ半世紀。桃屋が考えるロングセラーの極意とは?

お客様にとってなくてはならないものを妥協せず徹底して作り続ける。