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[WBS]消費者物価が示す新消費!食品は「健康」「時短」が人気[みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

8月20日に発表された消費者物価指数。

7月は価格の変動が大きい生鮮食品を除く総合指数が1年前から0.2%下がり、12ヵ月連続のマイナスとなりました。

物価がなかなか上がらない状況が続いています。

そして今回、WBSがもう一つ注目したのが5年に一度行われる調査品目の入れ替えです。

7月から30品目が調査対象に追加され、28品目が廃止となりました。

例えば食品ではアボカドが新たに追加されたのに対して、グレープフルーツは対象から外れました。

なぜこのような入れ替えが行われたのでしょうか。取材を進めるとコロナ時代の消費スタイルの変化も見えてきました。

みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社

みずほリサーチ&テクノロジーズ
みずほリサーチ&テクノロジーズは、ITをコアテクノロジとして、お客さまの掲げるビジョンを共有し、その実現に向け、ともに未来の扉を開くビジネスパートナーを目指します

消費者物価指数の基準となる品目が変わりました。その背景にはどんなことがあるのか都内のスーパーで探っていきたいと思います。

さまざまな商品が並んでいますが、時代とともに売れ筋も変わっているといいます。

その代表的な食品が・・・

「アボカドは追加品目だが売れ行きは?」

アキダイの秋葉弘道社長。

コロナ禍で非常に売れ行きが伸びている食材。

健康志向で買う人が多い。

家で何か作ろうというときにアボカドのレシピは多く出てくる、

案外料理するのが簡単。

アキダイ関町本店で販売しているアボカドはメキシコ産。最近は値段も供給も安定し、健康志向もあって人気なんだそうです。

一方で・・・

「グレープフルーツは廃止されたが?」

20~30年前と比べてグレープフルーツの売り上げは10分の1。

禁煙、若者が酸味を嫌う。みかんなども酸味のない、甘いものが人気。

グレープフルーツはかんきつ類の中でも食べるのに手間がかかる。

むいたりするのも皮が厚くて大変。

こちらはその他、追加や廃止になった主な食品です。味付け肉やカット野菜、冷凍餃子が追加されていますが、そこには共通点が・・・

手作りしたいけど手間を省きたい場合はカット野菜、千切りキャベツ。

袋から開ければそのまま使える。

家事が時短できる食品が伸びているといいます。

味付け肉も買って帰って後は焼くだけ。おととしと比べて2割ほど売り上げが伸びているといいます。

そもそも消費者物価指数の品目を5年に1度入れ替えるのはナゼなのでしょうか?

みずほリサーチ&テクノロジーズの酒井才介上席主任エコノミスト。

人々が買っていない商品の価格が統計に反映されてしまうので、消費の実感にあった統計をするため品目の改定が行われている。

食品以外にも改定された品目が・・・

家具・家事用品では整理だんすや防虫剤が廃止された一方、ソファやクッションが追加されました。

コロナでおうち時間が増えたことも反映しているのでしょうか。

気になるのは今回、新たに追加となった「屋根修理費」、これはやっぱり・・・

自然災害が増えてきている。

少しでも防災の観点から屋根を補強しようという人も多い。

家屋の修理の需要が図らずも増えてきている。

相次ぐ自然災害や自宅の老朽化などで屋根の修理費が一定のウエイトを占める家計も増えています。

また衣料品の品目を見てみると男児用ズボン、女児用スカートが廃止され、子供用ズボンに統一されました。

ジェンダー、ユニセックスの潮流を反映したものと考えられる。

必ずしも「男性がズボン」「女性がスカート」ではなく、性別の概念をなくしてユニセックスの観点から「子供用ズボン」ということで品目が変更された。

時代を反映する入れ替えはほかにも・・・

あおり運転の社会問題化から需要が増加したドライブレコーダーが新たに追加。

代わりにスマホの普及で需要が減った固定電話機が廃止になりました。

携帯型オーディオプレーヤーやビデオカメラの廃止も同じ理由のようです。

一方、写真プリント代と入れ替えで追加されたのは写真撮影代。

7月にオープンしたばかりの店「オリジナル」を訪ねてみました。

ここを押してもらって、ピッピッと音がするとピントが合って、いま試し撮りをしたが、カシャッとするとシャッターが切れる。

こちらは自分で撮影をする写真スタジオ。

カメラや照明などは店員が設定。本格的な機材を使って自撮りができ、価格は1人15分で1,500円です。

面白かった。また来たい。

人に撮られると緊張するけど、自分で撮れるのはいい。

撮影した写真データはその場でスマートフォンに転送してくれます。

コロナでさまざまなイベントが中止となるなか10代から20代を中心に誕生日などの記念日を写真に残したいというニーズが高まっているそうです。

キャラットの金城有香さん。

普段自撮りする人はいっぱいいると思うが、私たちがそろえられるプロの機材でスタジオで撮れるのはメリットかなと思う。

このスタジオを運営するキャラットは出張撮影のサービスも行っていますが、今年の七五三の予約は去年の3.5倍になっているといいます。

超高齢社会を反映した意外なものも追加されました。

葬儀料です。

公益社のセレモニーサービス部長の高松英樹さん。

今は家族中心の葬儀が増えている。コロナ禍でより家族葬が増えていると感じる。

家族や身内など少人数で見送る家族葬はこれまでも増えていましたが、コロナ禍でさらに小規模化が進んでいるようです。

費用は参列者30人前後の葬儀で80万~130万円が主流。最近は15人程度の小さな葬儀も増えているといいます。

亡くなる人自体は少しずつ増えているので葬儀の件数は少しずつ増えている状況。

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