東京オリンピックまであと1年余りに迫ってきました。世界的なビッグイベントを前に都市部の繁華街も大きく変わろうとしています。この秋には続々と商業施設がオープンする予定ですが、どのような魅力作りで訪日外国人を含むお客様を呼び込もうとしてるのでしょうか?
三井不動産株式会社
[blogcard url="https://www.mitsuifudosan.co.jp/"]
東京・日本橋。
三越やCOREDO室町など多くの商業施設が立ち並ぶ中、そのすぐ先に新たな商業施設がオープンします。
こちら、ほぼ完成しているようにも見えますが今年の秋にオープンする予定のCOREDO室町テラスです。ここから見てもたくさんのテラスがあるのが分かります。
9月末に開業予定のCOREDO室町テラス。三井不動産が手掛ける新たな商業施設で31店舗が出店する予定です。
オープンを前に6月11日、そのテナントが一堂に会しました。
全国各地から集まったテナント。
「なぜ日本橋?」
博多ニューコマツの中田健三さん、
憧れだから。
オリンピックもある。
誠品生活
そんな中、一番の目玉が…
こちら台湾で展開している誠品生活という書店ですが、この室町テラスにはこの誠品生活が厳選したワークショップや食品のお店が入っています。
誠品生活は台湾でいま人気の書店。
書店と一緒に誠品生活がセレクトしたお店が楽しめると話題を読んでいます。
こちらは台湾で人気のお茶の専門店。日本初出店です。
人気商品はフルーツが入ったスパークリングの烏龍茶。
これは珍しいですね。烏龍茶の苦味とフルーツの甘さが程よいです。かなりサッパリしてますね。
さらにこちらも日本初出店の台湾の香水専門店。
これはフルーティーな香りがしますね。
紅茶を使った香り。
一体なぜ、台湾のお店を誘致したのでしょうか?
三井不動産の商業施設本部、清水原さん、
誠品生活の視点で日本や日本橋の文化を表現して発信してもらいたい。
発信力に期待。
そのため誠品生活が選んだ中には日本の店舗も。
鋳物メーカーが手掛けるこちらでは鋳造のワークショップが体験できます。
来年はオリンピックもある。
1年前のオープンということで、さらに日本橋の認知度を向上させて多くのお客様に日本橋を体験して楽しんでもらいたい。
渋谷スクランブルスクエア
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オリンピックに向けて開業を控える商業施設。中でも動きが激しいのが渋谷駅周辺で今年の秋以降、4つの施設がオープンします。
渋谷スクランブルスクエアの上田佑斗さん、
こちらが渋谷スクランブルスクエア第一期東棟。
渋谷駅東口に11月にオープンするのはオフィスのほか、ショップやレストランなどの商業施設が入る地上47階建ての渋谷スクランブルスクエアです。
中でも売りは、
最上部に見えている展望施設。
渋谷で最も高い地上230メートルに位置している。
外国人の方が展望施設になじみが深い。
展望施設は観光の拠点としての機能を持ち、入場料2,000円で誰でも利用できます。
渋谷の名物、スクランブル交差点を見下ろせるほか、晴れた日には富士山も見渡せます。
さらに建て替え工事中の渋谷パルコも今年の秋にリニューアルオープン。
注目は外国人にも人気のポケモングッズを扱うポケモンセンター。さらに任天堂も国内初の直営店を出展します。
オリンピックを前に訪日外国人を呼び込もうと急ピッチで建て替えが進みます。
オリンピックは全世界の方々に東京・渋谷に注目してもらうチャンス。
インバウンドのお客様を重要なターゲットに設定している。
株式会社エディオン
[blogcard url="https://www.edion.co.jp/"]
訪日外国人に人気の大阪でも…
大阪・ミナミに先週末オープンした家電量販店「エディオン」。
売り場に現れたのはなんと忍者。
免税店コーナーには忍者屋敷を設置しています。このような体験コーナーを多く設置することで訪日外国人を中心に集客を狙います。
エディオンなんば本店の寺西祥さん、
外国人のお客様が多い土地になるので忍者コーナーを設置した。
世界中からお客様をお待ちしています。
株式会社大丸松坂屋百貨店
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さらにこの9月には老舗百貨店、大丸心斎橋店が86年ぶりに建て替えられます。
大丸松坂屋百貨店の好本達也社長、
心斎橋の発展、進化に貢献することを第一に考えた。
コンセプトは「ディライト ザ ワールド」。世界があこがれる心斎橋です。
現在、建て替え中の本館を北館の2階から10階とで結び一体化。
東京オリンピックの次に控える2025年の大阪万博も視野に入れています。
大丸心斎橋店の西阪義晴店長、
こちらが本館。9月20日にオープン。
こちらが営業している北館。
本館がオープンしたらリニューアル工事をして2021年春を目指して新商業施設の作業を進めている。
本館には訪日外国人に対応するインバウンドセンターを設け、大阪の新たなランドマークを目指します。
これからの大阪のトレンド。
来年度はオリンピック。2025年は大阪万博。
当面追い風。成長ストーリーに一緒になって頑張りたい。