人事異動などで歓迎、送迎といった接待が増えるシーズンです。その接待に欠かせないものの一つが手土産です。6月10日、手土産選びのノウハウを持つ企業の現役秘書100人が集まり、ビジネスの観点で良し悪しを品評する会が開かれました。現役秘書が教える手土産の流儀とは!?

株式会社RS
恵比寿 豆園
[blogcard url="http://www.mamezono.co.jp/"]
東京・渋谷区にある恵比寿 豆園。

最中やどら焼きなどを扱う和菓子店です。
看板商品は丹波の黒豆を使ったきんつば。1個およそ380円と比較的高価ですが恵比寿というエリアならではの需要があるといいます。

恵比寿 豆園の濱涼子代表、
非常に法人のお客様が多い。

会食の手土産、ゴルフの景品、段ボールごとごそっと送りつけるイメージが多い。

接待の場で渡される手土産として選ばれるケースが多くなっているのです。
代表の濱さんがきんつばを段ボールに詰め込み、ある場所に向かいます。
訪ねた先には「接待の手土産」セレクションという看板が…

接待の手土産
[blogcard url="https://temiyage.gnavi.co.jp/"]
実はこれ、ぐるなびが運営する手土産の品評会。会場にはローストビーフや料亭の調味料など全国から46の手土産が集まりました。

豆園ではチョコレートを混ぜたきんつばを用意。和菓子に洋風の要素を取り入れることでアピールします。

もっと若い人に和菓子を知ってもらわないと、これから和菓子は衰退の一途だと思うので。

そういう人に第一歩を踏み出してもらえるきっかけになれたら。

5年前からスタートしたこの品評会ですが、最大の特徴は評価の担当者…
役員秘書をしています。

現役秘書
この日集まったのはおよそ100名の現役秘書。

接待で上司のために手土産を選ぶ事が多い秘書ならではの目線で評価します。
空調設備大手の秘書、
一度良いと言われたら同じものを繰り返し使ってしまったりする。

視野が広げられるので重宝している。

豆園のブースにも秘書がやって来ました。
商品の包装が気になっているようですが…

社会インフラ系の鉄道信号の会社。

包装をうちのボスは大事にしていて、男性が持っても恥ずかしくない、包装が中身より重視。

一方こちらは都内の不動産会社の秘書。
「常温保存可能」?
可能です。

割と軽めで持ち運びしやすい。

8点入りが重さや値段で評価いただいている。

重さはとても需要で帰りに持ち歩かないといけないお客様は重たくないものやかさばらないものを選ぶ。

このセレクションは年間で8回行われ、特に評価の高かったものは特選に選ばれる仕組みです。
前回のセレクションでは特選を逃してしまったという豆園も、
お客様の率直な声、ディスプレーを見た率直な意見をいただけたので有意義な時間だった。

手土産選びのノウハウを持つ秘書ならではの意見を新たな商品開発に生かすことができるのがこの品評会の特徴です。
ぐるなびの「接待の手土産」チーム、佐野櫻子編集長、
家族環境を含めたライフスタイルを考えて選び、心遣いが伝わるとビジネス上の信頼関係に好影響が与えられる。
