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[WBS] メルセデス・ベンツが「特製ラーメン」を!なぜ開発した!?

2016年11月29日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

メルセデス・ベンツ日本株式会社

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メルセデス・ベンツ日本株式会社が11月29日に発表したのは新型Eクラス・ステーションワゴンです。

しかし、その発表会、目玉は世界最大級、直径10メートルのクリスマスリース。

1万5,000個のLEDが鮮やかに輝きます。

ここで体験できるのが都内初となるサービスです。

手渡されたカード上のQRコードにスマートフォンをかざし、IDなどの情報を入力するとリースの中にいる写真が送られてきます。

写真は高さ9メートルの位置に設置したカメラが撮影したもの。

PaN(パン)」というサービスで撮影しにくいアングルから撮った写真をクラウド経由で利用者のスマートフォンに送ります。

この施設、メルセデス・ベンツ日本株式会社がブランドを体験する場として位置づけています。

オリジナルラーメン

カフェでも11月30日からクリスマス限定メニューが登場します。

メルセデス・ベンツ、オリジナルのラーメン。

魚介スープを使った「海」と鴨の生ハムスープを使った「陸」の2つの味があります。

メルセデス・ベンツが本気で開発したラーメン。

「海」の味は?

ホタテの上品なだしが出ていてイタリアン。

「海」味には焼きおにぎり、「陸」味にはバゲットが付いていてラーメンのスープと合わせるというのですが、

フォアグラとベリーとあっさりしたスープが絶妙にマッチしています。

メルセデス・ベンツが本気で作ったラーメン。

試作には3ヶ月掛けたといいます。

その狙いは?

「車を見ずにラーメンだけ食べに来てもいいか?」

上野金太郎社長は、

それでもいい。できれば車も見てもらいたい。今じゃなくても、いずれメルセデス・ベンツが頭に残っていたら、もう一回再開できて、その時に興味を持ってもらえる。

モーニングチャージ

ホタテの貝柱に刻まれているのは、あの高級車のエンブレム。

実はこれ、メルセデス・ベンツ日本株式会社が作る特製ラーメン。

味の決め手は「フュメドポアソン」と呼ばれるフレンチ風の魚介スープに、昆布や鰹だしを加えて4時間煮込んだ特性スープ。

焼きおにぎりが付いて「『海』の流星麺~西洋魚介スープと焼きおにぎり~」の価格は1,200円。

取材ディレクターが試食させてもらうと、

アサリと貝柱のコクがきいている。

一方、「『陸』の流星麺~鴨の生ハムスープとフォアグラバケット~」は鴨の生ハムで仕上げたスープを使ったラーメン。

フォアグラとバケットがセットになっています。

これが食べられるのは東京・港区のショールームに併設されたダイナー。

12月25日までの期間限定で販売されます。

新型Eクラス・ステーションワゴン

11月29日、ここでは新型のステーションワゴンが発表され、それと同時に新メニューとしてラーメンが登場しました。

新型車の価格は712万円から。

ラーメン

しかし、なぜラーメンを同時に発表したのか?

メルセデス・ベンツ日本株式会社も田中順太郎さんは。

メルセデス・ベンツがラーメンというと、ちょっと驚きがある。その驚きから足を踏み入れてもらい、メルセデス・ベンツ・コネクション全体に足を運んでもらいたい。

大衆的なラーメンとコラボすることで若者へのブランドイメージ浸透を狙います。

実はメルセデス・ベンツとラーメンとのコラボは4年前、2012年の新車のプロモーションアニメにも。

今回はこのラーメンにアレンジを加え、新たなブランド戦略の切り札として商品化させました。

短いスパンでラーメンを食べたから車を購入するのではなく、長い目で見て、いつか思い出した時に興味を持って頂く。

若者向けの仕掛けは他にも。

1万5,000個のLEDが散りばめられた巨大リースや試乗アトラクションなども楽しめます。

ラーメンとのコラボ企画でどこまで注目を集められるのか?

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