三井・ダウポリケミカル株式会社
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全日本いれものウォーズ!
続いて名乗りを上げたのは三井・ダウポリケミカルという長くて全然聞いたことのない会社。
でも驚きのいれものを作ったそうです。
どこにも負けない自信のあるいれものを作ってます!
自信ありありなのはマーケティング部の服部秀隆さん。
服部さんによると三井・ダウポリケミカルはマニアックないれもの業界でさらに細かいものを作っているらしい。
例えばインスタント麺のカップの蓋のペリッと剥がれる接着部分に使われる樹脂やお茶漬けの袋の内側のアルミを破れないように保護する樹脂などかなり渋いけど、いれものには欠かせないというものばかり。
そんな三井・ダウポリケミカル自慢のスゴいいれものというのが…
こちらです!
登場したのは立派な牛肉の入ったトレイ。
「トレイが自慢のいれもの?」
トレイではなく、お肉を真空パックしているフィルムが自慢のいれもの。
三井・ポリケミカル自慢のいれものは上からピタッと包むフィルム。
よく見てみると確かにぴったりとお肉にくっついている。
実はこれスキンパック包装という真空パックをしているんですが、三井・ダウポリケミカルが製造するハイミランという樹脂を使うことによってぴったりとパックすることが出来るらしい。
空気はほとんど入らず包装できるのでお肉などは肉汁が出るのを抑えられる。
だから日持ちが良くなるというワケ。
そんなハイミランの包装シートがスーパーに卸す食品メーカーから引っ張りだこ。
どれだけピッタリ、パックできるのか実験!
こちら熱したフィルムを上からかぶせ空気を抜いて真空パックする機械。
まず最初に挑戦して頂くのはこちら!
イクラ。表面がプルプルしていてすぐに潰れちゃいそうですが…
真空パック、ピチッとできる!
まず一般的なフィルムから。
イクラをセッティングしまして熱をかけたフィルムで一気にパック!
「ダメだ…」
結果はご覧の通り潰れてしまいパックすらできない。
ではハイミランのフィルム。
スタッフ、イクラをあえてバラつかせてお願いしてみることに。
「お願いします!」
さぁどうなる?
イクラを潰すことなく、それでいて1粒1粒隙間なくぴったり真空パック。これはスゴい!
でもなんでこんな事ができてしまうのですか?
すごく伸びる特殊な機能がありひとつひとつの形に追従している。
ハイミランの特徴は熱を加えるとよく伸びること。
機械で熱を加えた時に一般的なフィルより伸びているのが分かるでしょ。
なのでイクラを包む時もイクラよりも柔らかく包むことが出来る。
結果、形を崩さず隙間なくぴったりパックできちゃうんです。
豆腐もご覧の通り。
しかし、ハイミランのスゴさはこれだけじゃなかった。
「ウニ!」
イクラと違って今度は硬くて尖ったウニ。
隙間なくピッチリ!
ホント?大丈夫?
一般的なフィルムから。
破れてしっかりパックできない!
ではハイミランのフィルムで挑戦して頂きましょう!
「お願いします!」
結果は…
鋭いトゲ1本1本にまとわりつくように破けずしっかりパック。
これは一体なぜ?
金属がフィルムに入っている。丈夫かつ伸びる。
ハイミランには特殊な金属原子が含まれていて薄く伸びながらもさらに強度もある。
なので鋭いトゲでもピッタリ密着して真空パックできるんです。
牛肉もイカも魚の切り身だってなんでも隙間なく真空パックしてくれるハイミランのフィルム。
この方法でお肉を売っているダイエーさんに話を伺うと…
ダイエーの畜産部、黒田朗さん、
賞味期限は通常のパックだと3日間。スキンパックだと2週間。約10日間延長するので食品ロスにつながる。
どんどんハイミランの真空パックが使われれば食品業界が大きく変わるかも!
ハイミランのフィルムでがっちり!
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