農林水産省
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大臣室
さらにエレベーターで上がると…
「スゴい!赤じゅうたんですね。」
そう、こちらは…
大臣室になります。齋藤健農林水産大臣のお部屋。
「これ(大臣は)今…」
行きませんよ。
行きたいと思ったんだね。アポイントが無いと…
そりゃそうですよね。
警備員さんにご挨拶をして植物や果物のポスターがやたらと貼っている廊下の先で発見した園芸作物課。
園芸作物課
「失礼します。」
生産局園芸作物課の野菜調整官という役職の前田安正さんは台風や長雨があった場合、全国各地の野菜の育ち具合を把握して、野菜の価格が高くなりそうか低くなりそうかを予測するお仕事。
で、実は前田さん、がっちりマンデーを…
毎週観ています。
農家の方にとってどうやったら儲かるのかが参考になる。ヒントにならないかという事で毎週観ています。
お役に立ててなによりです。
さて、園芸作物課のとっても大事な任務が売れる新品種の開発。
秘密の研究所が作るキレイにむける栗
農林機構
その現場を特別に拝見させて頂けるとのことで茨城県つくば市、農林機構という研究機関に。
実はここリンゴのふじ、ナシの幸水に豊水も開発。
最近では種無しで皮ごと食べられると爆発的に売れたシャインマスカットもこちらで開発した品種です。
売れ筋果物をいくつも開発してきた研究所には自然環境を想定した施設がいくつもあり儲かる品種の開発を行っています。
ぽろたん
で、ある果物の開発に携わった研究者にお会いすることが出来ました。
農研機構果樹茶業研究部門の西尾聡悟主任研究員。
「何の研究を?」
栗の新しい品種を作るための受粉作業。
そう、西尾さんは栗の研究者。
実は農研機構ではこれまで常識を覆すスゴい栗を11年前に開発。
それが…
ぽろたん!
そう、ぽろたん。
このぽろたん、一般的な栗とちょっと違う特徴が…
それが、
簡単に渋皮がはがれる品種です。
そう、栗は皮を剥く時に実に渋皮がへばりつくことがよくある。
でもぽろたんは渋皮が付かずにキレイに黄色い実が取れる。
ぽろたんの名前の由来を伺ってみたところ…
「皮がぽろって剥ける。たんは?」
たんは「丹沢」って品種の子どもだったので。
西尾さんによるとぽろたんは丹沢という種類と550-40という種類を掛け合わせて誕生した栗。
ごろっと渋皮が取れれば工場での作業も減るので栗の実をまるごと使う食品メーカーは大助かり。
ヒット商品を開発した場合…
ちなみにヒット商品を開発した場合、
「開発した品種がビットするとボーナスは…?」
それなりというか大した事ない。お小遣い程度。お小遣い程度のお金が携わった研究者に分配される。
「お小遣い…」
お小遣いです。
ぽろたん。これから楽しみな栗!
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