日本綜合警備株式会社
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ウチのNo.1社員は70歳オーバー。
続いては東京都立川市にある日本綜合警備って会社。
警備ってことは…?
「No.1警備員さんがいる?」
対馬一社長、
上野ことですかね。
私も一緒にやったことありますけど、スゴいんです!
管制担当の小林英二さん
あの年齢では考えられない。
多摩営業所・事務、伊藤夕加さん、
ピカイチです。
なにやら社員の皆さん全員が絶賛するほど上野さんの警備はスゴいらしい。
でも警備がスゴいってどういうことなんか?
社長さん曰く、百聞は一見にしかず、見た方が早いってことで上野さんが働く現場に案内してもらうことに。
あれが上野です。
あれが噂の…
「おいくつですか?」
82歳。
誘導一筋20年。
上野敏夫さん
この方がNo.1警備員、上野敏夫さん。
御年82歳。
でも失礼ながら、そのお年だと警備もなかなか大変なのでは?って気もしますが、社長一体何がスゴいんでしょう?
上野警備員は紅白旗のキレがスゴい。
キレ!?
というわけで、その旗さばきを拝見させて頂きます。
この日の現場は工事のため片側交互通行の道路。
両方の車線の車をいかにスムーズに誘導できるかが腕の見せどころですが…
「バシッ」と音をたてるさすがのキレ!
これで82歳。
しかも上野さんの旗さばきには素人にはわからない細かすぎる技術が隠されていました。
旗さばき
82歳のNo.1警備員、その旗さばきには素人にはわからない細かすぎる技術が…
旗が相手にしっかりと見せられるように振れてる。
若手の警備員と比較してみるとよくわかるというのですが、皆さんわかりますか?
両方あげると良くない。
赤なのか白なのか運転手がわからない。
確かによく見てみると若手の旗は赤と白が同じ位置あたりにあってわかりづらい。
一方、上野さんは白だけをはっきり見やすく上げています。
運転手の方にいかに気付いてもらうかも実は大事で、そのバランスをとるのも技なんです。
さらに上野さん、旗さばき以外でも…
どうぞ。
声を出して運転手への気配りも欠かさない。
止まってもらう際にはお辞儀。
しかも必ず2回以上。
これも上野さんならではのプロ意識。
我々は警察官と違って命令はできませんので「申し訳ありません止まっていただけますか」。
あくまでもお願い。
運転手さん第一、だから上野さん、こんな行動も…
黄色い車が反対車線が詰まって進めない…と見るや、工事の作業を見つつ、赤いコーンをちょっとだけ動かして誘導。
なんとも臨機応変な対応です。
「運転手さん1人1人の気持ちまで考えている?」
そうですね。
気持ちよく通過していただけませんよ。
プロ意識を持たないと警備はやれませんよ。
そんな上野さん、商売道具の旗は毎日お家に持ち帰りきっちり洗濯。
お手入れは欠かせないんですね。
準備が必要ですから。
正に警備員の中の警備員。
そんな上野さんに社長の関心しきり。
働くぞっていう生命力。その熱量というのは若い子とは違う。
警備業界
実はいま警備業界は空前の好景気状態。
都内だけでも東京オリンピックの再開発など工事だらけ。
上野さんが働く日本綜合警備もここ5年で売上げが1.5倍、4億円も増えて12億円に。
しかし、その一方で問題となるのが人手不足。
優秀な警備員が数多く必要ということで退職したシニアに目をつけ育成に力を入れているのです。
上野さん自身も働いていた工場を退職してからこの道20年。
後進の良き見本として大活躍中!
旗を振りながらバタッと逝きたい。
これはますます、
日本綜合警備は上野さんでがっちり!
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