ロイヤルホールディングス株式会社
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続いてやって来たのは東京・馬喰町にあるこちらのお店。
ギャザリング・テーブル・パントリー。
年間、どのくらい視察が来るんですか?
常務取締役の野々村彰人さん。
恐らく百数十社。
年間百社以上の視察がやって来るこのお店。
実はロイヤルホストやてんやを手掛けているロイヤルグループの研究開発店舗。
GATHERING TABLE PANTRY
この日はある大手メーカーさんが40人ほど、お店の料理を食べながら視察に。
すると、
あぁ~。
え!?
スゴい!
実はこのお店、普通飲食店にあるべき2つのモノが無い!
普段の営業の様子を見てみると…
会計時、こちらのお客様はSuicaでお支払い。
こちらのお客様はQRコード。
何が無いのか皆さん分かりますか?
現金を使わない。
完全なキャッシュレスにチャレンジしている。
完全キャッシュレス/h3>
ギャザリング・テーブル・パントリーは現金が無い!
支払いが現金でできない完全キャッシュレスなお店なんです。
でも、それってただ不便になるだけって思うけど実は結構いいことがあるんです。
お店を見て頂けたら分かりますけどレジというコーナーが無い。
バックヤードの言いますと金庫がない。
レジや金庫を置く必要がないからスペースの節約になる。
そして現金のない最大のメリットが…
閉店後のレジ締めという作業。
キャッシュレスの場合、一切なくなる。
「レジ締めなさったことあります?」
ええ、店長時代は苦痛。
普通の飲食店では閉店後、その日の売り上げがレジの中の金額と合っているかチェックするのですが、この作業に30分以上かかることも…
しかも悲惨なのが、売り上げとレジの金額が合っていないとき。
とんかつ代々木庵の関憲之店長は、
銀行だったら金額が合わないと帰れない。
そこまでのプレッシャーじゃないにしろ、そしたらもう面倒くさくてやってらんねえ。
そんな厄介なレジ締めが完全キャッシュレスだと一切いらない!
完全キャッシュレスはお客様のためというよりはスタッフの負担を減らすためのアイデア。
いま人手不足に悩む外食産業にとっては、それに対応しているお店ってことで視察が殺到しているんです。
そしてもう一つ、あるものも無い。
キッチン
人手不足を解消するためキッチンからアレを無くしたんです。
何が無くなっているのか分かりますか?
イノベーション創造部の尾花裕樹さん、
火や油を使わないのでガス台がありません。
キッチンに調理用のガス台が一切ない!
火や油を使わず料理はどうしているのかというと…
こちらで作っています。
マイクロウェーブコンベクションオーブン。
マイクロウェーブコンベクションオーブン
このオーブンの内部にはSDカードが。
これに1つ1つ料理の火加減が記録されている。
例えばこちらの「チキンのハーブグリル」、セントラルキッチンで作られた半冷凍のものをオーブンに入れて料理番号を入力するだけ!
その出来栄えはフライパンで調理したかのよう。
他にもフレンチトーストや煮込みハンバーグだってできちゃ。
もちろん味も…
最高ですね。美味しい!
これは美味しい!
このオーブンで作った料理は味も格別!
普通のコンベクションオーブンは一度温度を設定したらずっとその状態なんですが、こちらのオーブンは
4つの項目があって調理中、自動的に変わる。
熱の入れ方が自動的に変わる。
実はこれ、プロの火加減を再現したもの。
実際にシェフが強火にしたり、弱火にしたりする火加減や時間をその都度計測しデータ化したんです。
このオーブンなら誰でも簡単に料理が作れる!
研修にも時間がかからない!
油汚れがないから掃除が楽チン!匂いもつかない!
さらにキッチンもコンパクトになるし、業務用の大きい換気扇もいらないから、
飲食物件じゃない所でも出店が可能になる。
本来、飲食店では借りられなかった火気厳禁の場所にもお店を出せる。
だから視察には自社のお店の中に飲食店やカフェを作りたいというアパレルや鉄道などいろんな業界の関係者が来るんですって!
ロイヤルホールディングスは食のイノベーションでがっちり!
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