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[WBS]独占!日本医療最前線から!がん治療日本一 第2波に備え![公益財団法人がん研究会有明病院]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

新型コロナ感染再拡大への備えは医療現場でも急ピッチで進んでいます。

WBSでは院内感染の危機を乗り越えた専門病院を特別な許可を得て独占取材しました。

知られざる舞台裏で何が起きていたのでしょうか。

公益財団法人がん研究会有明病院

がん研有明病院
がん検診、がん診断、ガン研究の最高の技術を提供し続けるがん有明病院。がん研究会が『乳がん、胃がん、肺がんなどのあらゆるがん撲滅をもって人類の福祉に貢献する』という高い理想をかかげて発足

東京・江東区にあるがん研究会有明病院。

研究所やがん化学療法センターなどと連携した日本一患者数の多いがん専門病院で、病床数はおよそ700室。

日本のがん治療の中核を担っている特定機能病院で1日1,800人ほどの外来患者がやってきます。

今回、患者と接しないことなどを条件に舞台裏の取材が許されました。

がん研有明病院でいま新型コロナ対策の陣頭指揮を取るのが大野真司副院長です。

5月27日、緊急事態宣言解除後、初となる会議が開かれました。

議題がコロナ対策のために中止していたがん検診をいつ再開するかです。

6月22日から再開したい。

一部再開、1日でも早く再開したい。

がん検診部長、

実際に再開するのは7月最初から。

職員を48人くらいから動かして、その後フル稼働に移りたい。

看護部長、

職員をフルに使うなら少ない人数からでなく、ちゃんと始める日を決める。

医療崩壊の危機

危機は突然訪れました。4月19日、がん研有明病院の職員の1人が新型コロナに市中感染したことを確認。医療崩壊の危機に直面したのです。

その最中の4月下旬、取材班は最前線で対応に当たる大野副院長を取材していました。

「病院の今の状況は?」

手術室の看護師が新型コロナに感染していることがわかった。

本来、濃厚接触者はいなかったが院内感染につながらなように117人を自宅待機にした。

職場は普段通りかというと全然そうではない。

手術室を担当する女性看護師全員が出勤できなくなるという緊急事態。

当時の全手術室のモニター映像です。20ある手術室のほとんどで手術を行うことができず3室しか稼働できない状況になっていたのです。

この緊急事態に決断せざるを得なかったのはトリアージ。治療の優先順位の決定です。

どういう人を待たせてはいけないのか、同じがんでも少し待っていい人、病気の状態によって違う。

患者の年齢によっても違うし、どれくらい診断から待っているか、患者の不安度、全部合わせて順番を決める。

異例のことでしたが乳がんのようにホルモン療法や薬でがんを小さくし種々を延ばすなどの対応を取ったといいます。

さらに当時、もうひとつの危機が・・・

ここにはマスク、ガウンというものを置いています。

以前、感染が拡大する中でこれらが乏しくなり、心配した時期があった。

国、東京都、患者、企業からいただき今はなんとか備蓄できている。

そして新型コロナ対策として強化したのが電話診療です。

処方箋を発行し、薬を郵送。

例えば4月にいらっしゃる方には電話で体調を聞いて、7月に延期できる方は7月に来てもらう。

そうすると3ヶ月分の薬が必要。4月の時点で処方箋を発行して自宅に郵送する。

それをたくさんの患者にすることで患者の感染リスクを減らしたり、密になるのを避けたり、不安がる方の対応もしている。

しかし、新型コロナの脅威は今も・・・

取材中、

今、PCR検査しても出ない。

入院した患者が別件でCTを撮ったら「コロナの可能性あり」と。

まさにこういうケースが今から先、緩んで普通通りになり、「入院して熱がある」「咳が出る」CT撮ったらコロナではないのかと。

その後、患者は陰性と判明しましたがCTスキャンによる感染者疑いは5%に達し、緊張の日々が続いています。

手術室は現在20室フルで稼働していますが医療崩壊を防ぐ第2波への備えとは。

今後も続く感染の危険性の中でどう医療をシステムごと変えていくか。

フレキシブルかつ治療をしながらも感染の危険性を減らす。

2つを両立しないといけない。

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