梅田はがくれ
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大阪人は並ぶのが嫌いです。
わたしも関西人ですが基本的には並ぶのは嫌ですね。
美味しいと聞いて行列に並んで味が普通だったときのがっかり感は半端ないです。
そんな大阪人が20年以上、行列を作ってでも食べるうどん屋さんが大阪駅前第3ビルの地下にある「梅田はがくれ」。
大阪にあるさぬきうどん店の草分け的存在の店舗でカウンター席が14席だけの小さなお店です。
月曜日~土曜日まで昼時は20人以上が行列を作ります。
店主の天谷雅之さんが30年前に脱サラをして始めた「梅田はがくれ」
漁師の息子やから美味しい魚しか食べてないから、お刺身と一緒と思ってうどんを作っている。
一番人気のメニューは「生しょうゆうどん(600円)」。
大根おろしをかけ、すだちと醤油で食べる、のど越しが自慢のシンプルな一品です。
食べ方指南
取材をしていたテレビ大阪アナウンサーの鈴木理加さんは「梅田はがくれ」は初来店。
「どっから来たの?」
「大阪に住んで4年です。」
「あかんわ、大阪におって知らんかったらモグリやで!」
などとテンポのいい会話をしながら始まるのが「梅田はがくれ」の食べ方指南。
「薬味とうどんは垂直方向に並べて醤油を3往復かける」
「絶対に「まぜまぜ」しないで、混ぜたら粘りが出ててくる。」
「2本だけ引っ張ってごらん。目の高さまで上げておろして食べる!うどんが勝手に入っいくわ。完璧やな。メッチャおいしいがな!」
そして最後にはお客様の頭をポンとはたく。
この大阪独特のコミュニケーションが人気のひとつでもあります。
3時間で約200人
大阪の人はいらち(せっかち)やから待たせたらあかん。待つ時間が15分過ぎたらどんなに美味しいもん出しても効果がない。
梅田はがくれのうどんは生地から作るうどんです。茹で終わるまで16~18分はかかります。
待ち時間を少なくするために妻のひとみさんが絶妙なタイミングで行列しているお客様からオーダーを取っています。
お客様が席について40秒でうどんを提供。食事時間は約5分。
席を立つまで6分36秒。
平均滞在時間は15分と非常に短いです。
このような努力もあり、梅田はがくれでは昼時の3時間で約200人のお客様が訪れます。
なんと平均15回転もしているそうです。
お客さん側に立ってやらんと商売はダメやからね。
梅田はがくれの感想
関西人のわたし、もちろん「梅田はがくれ」さんにも何回か行かせて頂いたことがあります。
うどんはコシがあって本当に美味しいです。
営業されている場所がビジネス街なので、近くで働く方が昼時にフラッと入るには最高のお店です。
わたしのおススメメニューは「ぶっかけ(750円)」
もう毎回注文していると思います。
ただ、大阪駅前ビルの地下は誘惑が多すぎて、他の店に入ってしまうこともしばしば…
基本的にどこのお店も安い!早い!旨い!を売りにしているのでとっても楽しいです。